NEWSLETTER FROM ON READING 2025.04.04

名古屋のbookshop & gallery ON READINGから、週に一度のニュースレターをお届けします。
ON READING 2025.04.04
誰でも

こんにちは、ON READINGの黒田義隆(義)と黒田杏子(杏)です。気がつけば、あっという間にもう4月。一年の4分の一が過ぎ去りました。ゾッとしますね。外はぽかぽか、桜も至る所で満開で、東山動植物園の辺りは平日でもたくさんの人で賑わっています。散歩中の犬たちもなんだかウキウキした足取りにみえて楽しそう。家の猫たちはというと、まさに春眠暁を覚えずで、気持ちよさそうにぐっすりとほぼ一日中寝ております。うらやましい~(義)

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EVENT INFORMATION

SHIN SASAKUBO GUITAR SOLO TOUR 2025 at ON READING
日程:2025年4月16日(水)
時間: 開場 19:00 開演 19:30~
入場料:3,000円(要予約)
詳細・予約:https://onreading.jp/event/0416/

Sam GendelやFabiano do Nascimento、Carlos Ninoなど世界の名だたる音楽家たちとのコラボレーション作品も多数発表している、埼玉県秩父市出身の作曲家/ギタリスト・笹久保伸(SHIN SASAKUBO)のギターソロ・ライブを開催します。

4月には、モザンビークのパーカッション奏者・Matchume Zangoとのニューアルバム『KALAMUKA』をリリース。笹久保にとって通算42作目のアルバムとなります。アンデスギターの魔術的リアリズムの世界、アイデンティティである秩父の呪術的/魔術的な世界、近年の共演者たちと音楽を作る中で体感して音世界。笹久保伸にしか鳴らせない、至高の音楽を是非お楽しみください。

千種創一歌集『あやとり』刊行記念トークイベント
日程:2025年4月23日(水)
時間: 開場 19:00 開演 19:30~
入場料:1,500円(ON READINGお買物券500円分付)
定員:25名(要予約)
予約:https://onreading.jp/event/ayatori/

残席僅か!

千種創一による、『砂丘律』『千夜曳獏』に続くコンセプチュアルな最新歌集『あやとり』(短歌研究社)の刊行を記念して、トークイベントを開催します。

昨年開催された「アートサイト名古屋城2024」の出展作品についても触れながら、収録作品について、創作についてのお話を伺うほか、名古屋弁で書かれた作品の朗読も予定しています。イベント終了後にはサイン会も行いますので、ぜひご参加ください。

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入荷情報 PICK UP

初子さん / 赤染晶子
『乙女の密告』で芥川賞を受賞し、2017年に早逝した作家、赤染晶子の文學界新人賞受賞デビュー作「初子さん」、傑作「うつつ・うつら」に、単行本初収録「まっ茶小路旅行店」を加えた著者の原点となる小説集。

ドロップぽろぽろ / 中前結花
人の心の機微やノスタルジーを繊細に描く文章に定評があり、Webメディアを中心に人気を集めるエッセイスト、中前結花によるエッセイ集。涙の数だけ、忘れられないドラマがある。じんわり心があたたかくエッセイ11篇を収録。 

ロングパドル人間模様 / トマス・ハーディ (著)、柴田元幸 (訳)
ヴィクトリア朝末期にイギリスで活躍した作家、トマス・ハーディの短篇を、柴田元幸が翻訳。葉々社による、海外文学の裾野を広げるためのシリーズ「小さな海外文学」の第一弾。  柴田元幸サイン入り

韓国・朝鮮の心を読む / 野間秀樹、白永瑞 (編集)
詩人、小説家、画家、編集者、書店主、翻訳家など、122人に及ぶ日・韓の執筆者らが、それぞれの分野や読書体験を紐解きながら綴った、"韓国・朝鮮の心"に触れるためのブックガイド。錚々たる皆さんに混じって、ON READINGの黒田杏子も寄稿させていただいております。

無用的芸術 フクモ陶器: Fukumo Touki, Utterly Useless Ceramics / 福本歩
インチキ陶器商を自称する、知る人ぞ知る謎の陶芸アーティスト「フクモ陶器」による待望の作品集。嘘八百で人々を煙に巻く 非実用陶器百貨カタログ。  8月にPOPUPを予定しております。

→□← / 野沢裕
イメージとそれが投影される空間や境界を行き来しながら複数の時空間と偶然性を呼び込み、主に写真や映像、インスタレーションの形式で作品を発表してしる美術家・野沢裕によるアーティストブック。些細な驚きの潜む情景やシルエットから、どこかユーモラスな連関を感じとることができる本書は、連続的で終わりのない遊びへと読者を誘う。  

CONSTRUCTION OF THE UNIVERSE - ARTISTS' MAGAZINES AND PUBLICATIONS AFTER MARCEL DUCHAMP
20世紀の美術に大きな影響を及ぼしたフランス人アーティスト、マルセル・デュシャンからはじまり、1950年代から現代に至るまで、アーティストたちが手掛けた雑誌と出版物を辿る研究をまとめた作品集。

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RECOMMEND BOOK !

〈廊下から見たあのすごい夕焼けを覚えてる?〉
高校の同級生に言われたその夕焼けのことを、ヤマネは覚えていない。
自分では忘れてしまったそのできごとを、同級生が覚えていてくれてよかった、と確かに思う。自分自身も覚えていたらもっとよかったけれど、彼女にそう言われたときから、私がいつか美しい夕焼けを高校の校舎から見たことを今は知っている。それが彼女にとっていい記憶であることが、ふとしたときにヤマネを穏やかな気持ちにする。
柴崎友香『遠くまで歩く』(中央公論新社)より

誰かの記憶が、自分の記憶になっていくこと。

小説家、柴崎友香による、人と人とのあらたなつながりを描く長篇小説。

コロナウィルス感染拡大のなか、小説家のヤマネは、『実践講座・身近な場所を表現する/地図と映像を手がかりに』というオンライン講座を担当することになる。PCを通して語られるそれぞれの記憶、忘れられない風景、そこから生まれる言葉……。PC越しに誰かの記憶が、別の新たな記憶を呼び覚まし、積み重なってゆく。

これほどまでに、現実と小説の世界がシームレスになった体験があっただろうか。読み始め、あまりのリアリティにかすかな居心地の悪さを感じたほどだった。読み進めるにつれ、登場人物たちの語りが私にとっても馴染みのあるものになってゆき、読み終えた今、それは私の中に「記憶」された。

私自身が忘れてしまっても、誰かが私の言葉を(声を、表情を)覚えていてくれる。逆もまた、しかり。

私はこの小説の中に登場した人物が思い出したこと、語ったことを、いつか断片的に思い出すだろう。そこに小説と現実の境はない。そのことの豊かさ。そのことの心強さ。

柴崎友香さんは、小説を小説世界の中から拡張するような作品を作り続けている。それでも、それが小説であるからこそ表現できること、超えられることだと信じているのだと、私は思う。

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枝葉末節な日々

今週の担当:(杏)

3/28(金)  朝、昨日の残りご飯、炒り鶏、大根と人参、プチトマトのクミンピクルス、だし巻きたまご。親子で来た中国のお客様から「すこし、雑談いいですか?」と声をかけられた。だしぬけに「日本の本屋は大丈夫ですか?」と、雑談にしてはヘビーな問いかけをされて戸惑っていると、その方は書店文化を大学で教えたりしているらしい。中国は出版物の取り締まりが厳しいイメージがあり、実際に私たちが数年前に参加した上海のアートブックフェアでも、空港で写真集を没収された出展者がいたり、突然旅行者のスマホがロックされたりしていた。近年では、電子書籍の違法ダウンロードも問題になっていて(そういう規制はゆるいのだとか)書店の状況を厳しくしているらしい。一方で、日本のテレビでも「世界一美しい書店」として紹介されるような、巨大で華美な大型書店もありますよね?というと、あちこちで建てられて数年で閉店もしているそうで、「私には、何がいいのかよくわからない。批判する文章も書いた」とおっしゃっていた。書店というものは元々、反体制運動との結びつきも強いが、現代ではそれもインターネットを通じての方がやりやすいのかもしれない。もちろん、ZINEも。夜、TOUTENの古賀ちゃんとZOOMの約束があったので夕食を作る時間がなく、コンビニでエビグラタン。コロッケも食べたら油っぽく、紛らわすためによっさんのカップ焼きそばをひと口もらったら、余計に気持ち悪くなった。

3/29(土)  朝、もやしと小松菜とトマトの卵炒め、トースト。微妙な食べ合わせだけど、もやしの賞味期限が切れていたので致し方なし。開店前にイラストレーターのほりはたまおさんとミーティング。ほりはたさんは、ご出身が名古屋で大学卒業後、東京に行かれるまではこちらにいらっしゃったのだそう。秋のプロジェクトに関わっていただく予定。夜、大学時代からの友人夫妻と東北大冷麺へ。Tは、よっさんの高校からの友人で、私も大学の部活で一緒。今はタイに住んでいるので、会うのも数年ぶりなのだが、全く違和感なく「あの頃」の感じになる。東北大冷麺はよっさんが最近お気に入りの、いわゆるガチ中華。店員さんもお客さんもほとんどが中国の方なので、飛び交う言葉も中国語。普通に中国語で話しかけられるが、身振り手振りでなんとかコミュニケーションをとる。今日も、テーブルにつくなり何やら話しかけられた。わからないので「?」という顔を店員さんに見せるが、Tが急になにやら中国語で話し始めた。「!」となる我々。どうやら、通してくれた席の隣が宴会で賑わっているので、別の席にうつりましょう、と言っていたらしい。そういやTってそういうとこあるんだよな。というか単に、めっちゃ優秀。コントになりそう、と思った。豆苗炒め、ニラの串焼き、スペアリブ、ナスと胡瓜とトマトの炒めもの、えびとアスパラの塩炒めなどなど。笑って食べてしゃべり倒して、楽しい夜だった。

3/30(日)  朝、パンもないしごはんを炊くのも面倒で、ざる蕎麦。今日は、片岡俊さんの在廊日。今回の展示では、片岡さんが長い時間をかけて撮り続けている祖父の(今は叔父の)庭の写真を見たご来場者が、それぞれ自分の記憶の中にある庭の話を聞かせてくれる。ある方は、四国のご自宅の庭いじりが好きだったのだが、夫の転勤で愛知に来ることになった。土が触れないのが寂しく思っていると、近所のおじいさんの畑の一角をお借りできることになった。おじいさんは、あれやこれやと世話をやいてくれるのだが、ちょっと本格的になりすぎてしまって、結局一年でお返しすることにした。たまに、四国の家に戻って、ぼうぼうに雑草が生えた庭にすこし手を入れたりしていると、心が落ち着く。手入れがきちんとされてなくても、ここが私の庭だと思う。というような話を聞かせてくれた。片岡さんは、写真を撮っている中では祖父がうつっていたものもあったが、写真集や展示を作っていく中でそうした庭の作り手、庭の主が特定されそうな写真はどんどんはぶいていったのだという。その結果、匿名性が高くなり、鑑賞者の頭の中にある「庭」と接続しやすくなった。写真というものは、特に記憶と結びつきやすい。というか写真を見るということ自体が、自身の記憶や体験をたぐりよせながらする行為なのかもしれない。私の母も、展示を見て「懐かしい」と言っていた。夜、おろしハンバーグ、もやしと小松菜のほりにし炒め、えのき茸、あおさ、豆腐の味噌汁。炒り鶏。炒り鶏はこれでラスト。作り置きおかずって本当に素晴らしい。作り置いてくれた先週の自分に感謝する瞬間が何度もあった。毎晩、ちびちび読んでいた柴崎友香さんの『遠くまで歩く』をようやく最後まで。この小説を読んでいる間、自分が見聞きしたことと、小説の中で語られていたこと、他の本(ちょうど古橋さんの聞き書きの本と、かすがいの自分史の本を読んでいたこともあり)で読んだことがつながり過ぎてしまって、どれがどれだかわからなくなってしまったことがあった。すると小林エリカさんと柴崎友香さんのトークイベントの中で、辻原登さんの短編の話が出た。ある男が、電車に乗り遅れそうになってバタバタしている間、前にもこういうことがあったぞ…と思う。しかし、それがいつのことだかはっきりと思い出せない。記憶はあるのにと、もやもやしながらも思い出せず、しばらくして、それは本で読んだことだったと思い出す、という話。まさに、私が『遠くまで歩く』を読んでいて体験したことと同じだった。

3/31(月)  朝、久しぶりにホットサンド。ハム、チーズ、卵でよっさんが百点満点のホットサンドを作ってくれた。開店前に、ホモ・サピエンスの道具研究会のおふたりと、研究会という名のおしゃべり。Kさんが4月から拠点を移される秋田でのお仕事のことなど。よっさんが先日、中日新聞の記事でやった「本棚の並べ方」の話から、以前、黒鳥社の書店探訪で白石さんが言っていた棚と本の話(本棚におさめると本を手に取らなくなっちゃうので、ラダー式の横に枠がない本棚を買ったという話)をすると、Yさんもラダー式の本棚を持っているという。さらに数年前に書いたという「本」というものの論考や、その前に構想していた「本についての本」のことなど。本が人の生活のなかで”どのように”在るのか、は本当に面白い。これだけ本屋をやっていても、いつまでも面白い。今日は、片岡俊展の最終日。今日も片岡さんの生徒さんが来てくれた。通信大学のオンライン授業では、アフリカやアメリカなどから授業を受けている生徒もいる。日本では昼間だけど、生徒さんは真夜中ということもある。光の色や強さの違いが写真にも出るのが面白いという。「オンラインにはオンラインの良さがあるんですよね」という片岡さんのことばを聞いて、昨日ちょうど読み終えた『遠くまで歩く』の話をする。たぶんこの会話も、小説の中に出てきたのか実際に誰かに聞いたことなのか、断片的に思い出した時にはわからなくなるのだろう。小説がシームレスに日常につながってくる。柴崎さんは、小説を小説の世界の中から拡張している。すごいことをやっていると思う。閉店後、展示の搬出を終えて片岡さんをホテルまで送りがてら、軽く何か食べようということになった。「(一昨日もだったし明日も中華だから)中華以外で」と私が言うと、片岡さんが「おふたり、中華似合いますよね」と言うので、よっさんがその気になって、今池の麒麟亭へ。この店も東北大冷麺と同じくタッチパネルで注文する形式になった。タッチパネルはたしかに言葉ができなくても注文できるし、テーブルに聞きに行かなくてもいいし、リアルタイムで反映できるし、便利だと思うけど、一覧性がないので把握しにくい。メニューの写真も均一のサイズなので自慢の一品もわからないし、結局、じっくり1ページごとにメニューを吟味していくことになる。以前食べて美味しかった茄子料理が見当たらず、結局、紙のメニューを見せてもらって、タッチパネルで探して注文する。メニューは読み物なんだよな。

4/1(火)  イラストレーターのオカタオカ一家が名古屋に遊びに来てくれたので、バブーシュカで待ち合わせ。Kちゃんも久しぶりに会えた。Yちゃんとは、はじめまして。人見知りするかも…と心配していたけど、すぐにニコニコで、たくさん遊んでくれた。それにしても最高に美味しいバブーシュカのカレー。私はゴボウとジンジャーカレー、よっさんはゴボウのドライカレーの大盛。よっさんは、バターチキンカレーが出来てからは、それしか食べていなかったので、店主のSさんも驚いていた。最近、Sさんがはまっているという筋膜はがしローラーを見せてもらった。Yちゃんはすぐにゴロゴロして遊ぶ。Yちゃんが眠たくなってきたので、一家と別れて、一旦家に帰って昼寝。子どもと遊ぶと、すごーく眠たくなるのはなんでだろう。起きるとちょうどよっさんが映画を観始めたのでなんとなく一緒に見る。養蜂家がドンパチやる映画だった。夜は、岐阜のイベントを手伝ってくれた御礼に、短歌ユニットtoi toi toiの三人と平和園へ行く。平和園は、歌人の小坂井大輔さんのお店。ひっきりなしのお客さんで賑わっている中、ちょっとした隙間をぬっておしゃべりしに来てくれる。小坂井さんはただいま第二歌集の準備中。わっしーさんのデザインにより、ど迫力の歌集になりそうで楽しみ!

4/2(水)  朝、ハム&チーズのホットサンド。シンプルに美味しい。午後から、「なごや文化情報」の記事の取材のため、南区の「まちのお茶の間 菅原商店」さんへ。古民家を改築したスぺースで、床の間一面の本に囲まれていると、気持ちが落ち着く。商いでもなくサービスでもないからこそ、とじたりひらいたり、塩梅を確かめながら自分にとって心地よいあり方で場所を開いていくという試み。すごく健康的だなと思う。夕方から、秋の期間限定ショップの下見&打ち合わせ。什器がなくなってすっからかんになったので、より広く感じる。あれこれシュミレーションしているとあっという間に2時間が経過していた。これまで私たちは、やってみてから考えて、自分たちで都度手を入れながら店を作ってきているので、今回のように他者と共に空間を作ることや、ゴールが明確でやりなおしがきかないことはなかなかのプレッシャーである。店に戻るとTくんがどっかりと椅子に座っていた。矢場町から歩いてきたらしい。なんだかんだで遅くなってしまったので、何か簡単に済ませようと家の棚を探ると、スガキヤ味噌煮込みうどんが3食ある。以前食べたとき、あんまりだね、となって以来そのまま残っていた。いい機会なのでこちらを、白菜、鶏肉、えのきに卵も落として土鍋で作る。「美味しそうだけど、これ、どうせがっかりするんだよな~」と言いながら食べると、けっこう美味しい。無言で食べた。土鍋のおかげだろうか。

4/3(木)  朝、ピーナッツバタートースト、ヨーグルト、バナナ。今日は、私設図書館もんのつっちーによる星読みイベントの日。やまだしん灸のやまださんも参加していたので、私の星とやまださんの星をみせあう。魚のお部屋で獅子ってた。ざっくりいうと、目に見えないものや、常識にとらわれないオリジナリティを堂々と伝えることができる人。つっちー曰く、「やまださんは杏子さんと共通しているところも多いけど、お互いにもってない部分があって参照し合えるんじゃないか」とのこと。まさに、獅子る(堂々とする)は私の「取り組むべき課題」みたいなやつ。というか、やまださんの軽やかさ、懐の広さ、行動力、好奇心、探求心、どれをとってもあやかりたいことばかり。やまだしん灸に通う人々はそのお人柄に惹かれている人も多いと思う。閉店後、よっさんも出勤してきて菓子パンをかじりつつZOOMでミーティング。今夜のミーティングでも先日の中華料理屋のようなことがあった。参加者の一人が、話しながらAIでウェブサイトのプロトタイプをその場でちゃちゃっと作って、他の参加者が「!」となる瞬間があった。優秀すぎて大爆笑。すごいな、未来。

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EXHIBITION INFORMATION

【EXHIBITION】2025年4月12日(木)~ 4月14日(月)at ON READING GALLERY
イイダ傘店『令和七年春 受注会』
※12 時~18 時 ( 最終日17 時まで)

日傘・雨傘を布地からデザインし、一本ずつ手作りする傘屋『イイダ傘店』の受注会を開催します。

今回の受注会では、傘にあわせて特別な『露先(つゆさき)』をお選びいただけます。雨の雫が滴る、先端部分の小さなパーツ。 その露先として、新たに様々なオブジェを制作しました。 お選びいただくテキスタイルとの組み合わせによって、 1本の傘の中に自分だけの風景を生み出せるようなデザインです。

手のひらにちょこんと乗る大きさの、船や灯台、羊、納屋、キノコにフクロウ… 並べているだけでもわくわくするような、愛らしい露先たち。草原、海、森、星空の風景が広がる新作のテキスタイルはもちろん、 これまでに発表したアーカイブのテキスタイルの中から新たにオーダーいただく 晴雨兼用傘(雨傘)・日傘にもお付けすることが出来ます。

傘のオーダーはお好みの生地、手元、サイズ、 長傘・折りたたみ傘、名入れをお選びいただけます。テキスタイルを活かした小物にも新作をご用意しております。 どうぞお楽しみにご来場ください。

【EXHIBITION】2025年4月18日(金)~ 4月21日(月)at ON READING GALLERY
ヴァダアンティークスのやちむん市 “KOBO MACHIHIKO EXHIBITION”

毎年恒例のやちむんイベント。今年は・工房マチヒコの個展を開催いたします。
沖縄から届いた沢山のうつわが並びます。どうぞ端正な器をお楽しみください!

4月18日(金) 12:00~19:00
4月19日(土) 12:00~19:00
4月20日(日) 12:00~19:00
4月21日(月) 12:00~16:00

【EXHIBITION】2025年4月26日(土)~ 5月11日(日)  at ON READING GALLERY
PHILIPPE WEISBECKER Exhibition


パリ、ニューヨーク、バルセロナを拠点に活動し、日常生活の中にある誰も気にとめない品々の簡素な美しさに注目し、鉛筆や定規を用い、独特のフォルムで描く、アーティスト、イラストレーターのフィリップ・ワイズベッカーの個展を開催します。

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♪ Now Listening

Appalachia Borealis  /  Phil Cook

ギタリスト、バンジョリスト、ピアニスト、シンガーというマルチなアメリカ人ミュージシャン、フィル・クックのニューアルバム。本作は、鳥たちのさえずりを聴きながら、セッションするように制作したというピアノ・アルバム。

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今週はこのあたりで。

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