NEWSLETTER FROM ON READING 2025.08.22

こんにちは、ON READINGの黒田義隆(義)と黒田杏子(杏)です。いよいよTEMPORAのオープンが迫っております。連日、丸鋸やサンダー片手に、内装チームのお手伝いをさせてもらいながら、徐々に完成に近づきつつある店舗の姿に心躍る一方、思いがけないトラブルもちらほら出てきておりまして、てんやわんやの日々です。なんとか無事にオープンできますように。。。(義)
NEWS
臨時休業のお知らせ
TEMPORAのオープン準備のため、8月25日(月)~29日(金)を臨時休業とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

国際芸術祭「あいち2025」が開催される2025年9月13日~11月30日の期間中、愛知芸術文化センターB2にて、ON READINGが期間限定のミュージアムショップ『TEMPORA(テンポラ)』をオープンします。
様々なプレーヤーと協同しながら、アートブック、書籍(新刊・古書)を中心に、スーベニアとなるようなオリジナルアイテム、地元ゆかりのクリエイターたちによるプロダクトやグッズ等も販売するほか、ギャラリースペースを設け、展示企画やポップアップも開催し、ミュージアムショップの新たな可能性を提示していきます。めちゃくちゃ気合いいれてます。
Instagramのアカウントで随時、情報発信していきますのでぜひフォローお願いします!
EVENT

大崎清夏『湖まで』刊行記念 朗読&トークイベント
日程:2025年8月31日(日)
時間: 開場 14:00 開演 14:30~
入場料:2,000円(ON READINGお買物券500円分付)
定員:25名(要予約)
予約: https://onreading.jp/event/osaki/
夏の終わりに、大崎清夏さんがON READINGに来てくださいます~~!大崎清夏さんは、ちょうど1年前の夏、携わっていた岐阜・各務原市でのイベント「こと、ばと、ことば。<詩と短歌 ことばが立ち上がるとき>」に、歌人の岡本真帆さんとともにご登壇いただきました。
あの時の朗読が忘れられず、ON READINGでまた、あの言葉の湖に浸れたらと願っていましたところ、またとない機会をいただきました!
今春、palmbooksさんから大崎さんにとって初めての小説集『湖まで』が刊行されました。これがまた、本当に素敵な小説集で、冒頭の一行から、ぐぐぐーっとひきこまれました。大崎さんの言葉には、とんでもない引力があるのです!
当日は、大崎さんによる朗読とお話から、この、ことばのちからの不思議に触れることができたらと思っています。暑さでぐつぐつになっていた心にきっと、一筋の風を通してくれます。ぜひご来場ください!!
入荷情報 PICK UP
・プルーストを読む生活 / 柿内正午
祝重版!再入荷しました!うっかりプルーストの『失われた時を求めて』を全巻買ってしまった著者が読了までの日々を綴った、読書と生活と脱線の記録。
・ところで、愛ってなんですか? / 鈴木晴香
愛の悩みに、短歌で答える。片想い、失恋、自己愛、友愛、性愛、推しへの愛、恋をしないこと……。歌集『夜にあやまってくれ』『心がめあて』『荻窪メリーゴーランド』など、一貫して「愛」を詠みつづけてきた著者による、初の短歌アンソロジー。
・pool / 高木こずえ
木村伊兵衛写真賞を受賞した経歴も持つ、国内外でも高い評価を得ている写真家、高木こづえによる写真集。青に浮かぶ無時間の風景。月日を超えた、もうひとつの写真のあり方。
・ははのふた / 下道基行
旅やフィールドワークをベースにした制作活動で知られるアーティスト、フォトグラファーの下道基行による作品集。日々更新される関係性が形作る「新しい家族の風景」をユーモラスに描く写真シリーズ。
・庵の人々 / 野口健吾
住まうこと、生きること。路上や河辺で暮らす人々とその栖。写真家、野口健吾による写真集。
・光の根 / 岩橋優花
映画学科を経て、大学院では主に写真を媒体とする作品を制作していた岩橋優花による作品集。まなざしは根をのばし、静かにイメージと記憶に触れてゆく。
RECOMMEND BOOK !
ただいまPOP UP開催中!!!
インチキ陶器商を自称する、知る人ぞ知る謎の陶芸アーティスト「フクモ陶器」。名高い産地の陶器のような繊細な絵付けに、高度な技術や色づかい。けれど、まったく「使えない」!!
玉手箱から煙が漏れ出し、茶碗が人形を運んで走り、皿からモチーフが幽体離脱し、壺が手招きしてくる。あらかじめごはんが盛られたカレー皿に、ふたつのカップの持ち手がからみあったカップ&ソーサー・・・。まるで陶器が意思をもって動き出し、従来の役割から解放されたかのよう!知れば知るほどわからなくなる、自由で奇天烈な発想の数々に、もう夢中です!
作品集『無用的芸術』は、”古来から日本各地でひっそりと作られてきた伝統陶器「フクモ陶器」の研究書”というテイでまとめられた一冊。まことしやかに作られた本書をひらいて「こんなのあるんだね~」と話している方を見ると、にまにましてしまいます。
さらに、ただいま開催中の刊行記念展フェアでは、フクモ陶器謹製のお土産品として、陶器の置物やキーホルダー、手ぬぐい、トートバッグ、ノート、ステッカー、リソグラフセット、タロットなんてのもあり、大充実のラインナップでお待ちしております!ご来店の際はぜひチェックしてみてください~!8月31日まで!
枝葉末節な日々
今週の担当:(杏)
8/15(金) 午前、プランツェン・アポテーケさんと打ち合わせ。TEMPORAのためのオリジナルブレンドのハーブティーを作ってくださる。今日は試飲で、まだ完成ではないということだったけれど、既にとてもおいしい。芸術祭のコンセプト、TEMPORAのコンセプト、最初の打ち合わせでお話した私たちが考えていることが、ひとつのお茶のなかに集約されていることに感動した。植民地政策の中で消えていってしまうもののなかには言葉や文化、宗教だけでなく植物も含まれている。お茶を通して世界を知るということが、こんな形で実現できるのか。今年は帰省のお客さんがしっかり来てくださっているイメージで、店も連日しっかり賑わっている。東京でのトークイベントにも来てくれたミシマ社のYさんも帰省ついでに寄ってくださる。名古屋のご担当をされていたこともあり、何度も来てくださっているのだが「トークを聞いてから棚を見ると、また違ってみえますね」とのこと。Xで、男ブラ平井さんがTEMPORAのTシャツ着てくれていたのを知ってテンション爆あがり。閉店後、かじりっこをかじって、ジュラシック・ワールド。ジュラシックシリーズって、実はけっこう毎回、映画館で見ている。最初のジュラシックパークは小学生の時。夏休みに父と二人で観に行った。隣の席の人も前の席の人も父も私も、同じところでびくっとして、映画館全体が揺れたんじゃないかと思った。アトラクションとして映画を体験することの喜びを思うといつも思い出す。今回も、たくさんびっくりして楽しかった。
8/16(土) 朝、SUNの食パン、目玉焼き、トマトと人参、レタスのサラダ。箕輪さんからもらったルバーブのジャム。ルバーブのジャムは、昨年訪れた根室のフィールドイン風露荘でも食べた。羅臼岳の事故のニュースから、知床~根室旅のことを思い出している。知床五湖のツアーで熊に遭遇した時の行動についてのレクチャーを受けた。私たちは午前のツアーに参加したのだが、その日、熊の目撃情報があり、午後は閉鎖されていた。今日も、東京からトークイベントに参加してくださった方がご来店。いずれ故郷で書店を開きたいと思っているのだそう。あれこれお話をしていると「今日来てよかったです!すごく楽しかった。イベントの時とちょっと雰囲気が違いますよね、あの時はちょっと怖い人なのかなって思って。まばたきもすごく多いし」とおっしゃる。まばたき…私、多いんですよ…。実のところあの日、お相手が工藤さんなこともあって、なるべく取材で何度も話してきたようなことや、わかりやすいストーリーではなくて、その場で思ったことや日ごろ考えていることを、そのままお話したいと思って、考えながら一生懸命話していた。抽象的な話も多かったし、ぐぐっと場が集中していくような雰囲気もあって。そういうとき、まばたきは多くなるのかもしれない。致し方ないことながらお恥ずかしい。夕方、ゆいちゃんにタッチして、私は郡上へ。名古屋駅でHちゃんと待ち合わせて、郡上八幡までバスで行く。やまださんがバス停までお迎えに来てくれて、大和で寿司を買って白鳥の実家へ。今日は、白鳥の拝殿踊りと、八幡の徹夜踊りのハシゴをする。唄と下駄の音だけで踊る拝殿踊り、DNAで踊れる白鳥踊り、誰が来ても楽しいフェスティバルとして完成された郡上踊り。どれも大好き。床についたのは4時頃だった。
8/17日(日) 朝、Hちゃんが持ってきてくれたSURIPUのパン、やまださんが持ってきてくれたこさじいちのラムレーズンジャム、トマト、きゅうりなど。二人を見送って、私はこのままつかの間の帰省タイム。まずは、もうちょっとだけ寝て…とおもったら正午になっていた。今年は8月に入ってからイベントやら準備やらで定休日の火曜日はすべて予定が詰まっており、帰省はできないかもなあと思っていた。けれど、やまださんとHちゃんが「行こう!」と言ってくれたので、郡上踊りをねじ込んで、ついでに白鳥にも帰れて嬉しい。畳でごろんと寝っ転がって、川の音や鳥の鳴き声をきく。これがしたかったのだ。人生どん底のOL時代、辛いときに窓から外を見ながら、白鳥に気持ちを飛ばしてやり過ごしていた。実際に白鳥に住んでいたことはないので厳密には違うのだろうけど、私にとって「ふるさと」とはここのこと。とはいえ、母はひっきりなしに話しかけてくるし、実際やらねばならないこともあるので起き上がり、岐阜の旧・実家から送った荷物の整理をちょこっとだけして、墓参りして、バスで帰宅。夜、そば、茄子のしょうが醤油。冷蔵庫の夏野菜で、ラタトゥイユを作る。沖縄のガマのドキュメンタリーを観ながら寝落ち。さすがに疲れた。
8/18(月) 朝、SUNの食パン、ルバーブのジャム、ラタトゥイユ。明日、保健所にTEMPORAの飲食店臨時営業許可の相談に行くので、せっせと書類を準備する。福森翔一さんの写真展『遥か街を切る』最終日。連日、たくさんの方が見に来てくれて嬉しい。福森さんも、週末ごとに在廊してくださって、旅の話、アイスランドの話、羊の話、写真の話、いろんなことを話してくれた。暑い暑い夏だけど、どこか涼しい気持ちでいられたのは、このアイスランドの広大な風景のおかげだろう。遠くに羊がいる、遠くに家がある、その向こうに山がそそり立っている。書店にいる私に、「今、展示観てきました。これまでこちらで観たどの展示よりも長居してしまいました。」とおっしゃる方も。二度のアイスランドへの旅を終え、写真集を作って全国をまわった福森さんは、「ここからがスターㇳ、という感じがします」とおっしゃって、車に作品を積んで颯爽と帰っていった。
8/19(火) 朝、何も食べられず。午前にゆいちゃんと待ち合わせて東区保険センターへ。いろいろと心配していたことは多かったのだがほぼ希望通りに通りそうでひと安心。ボンボンでトーストと桃杏仁を食べ、我々は現場へ。今日から後半の施工が始まっている。まずはここまでずっと保留になっていた件について、いよいよ決断をくださなければいけない。内装チームのYくんTくんと、状況と内装全体のコンセプトを整理し、どうするかを話しあう。ふたりが本当に理解があって回転も速く、話を聞いてくれるのでとても助かる。最終的には芸術祭全体のコンセプトにまで立ち戻って、方向性が決まった。あとは手を動かすのみ。YくんTくんの指導を受けつつ、われわれも作業に加わる。よっさんはギャラリー部分の壁のパテ埋めとサンダーがけ、私は平台とベンチを作るための素材を切り出していく。作業終了後、Nagoya BookCenterへ。今夜はTitleの辻山さんのトークイベントがある。今回のイベントはNagoya Book Centerの堀江さんのごく個人的な想いから企画されたものだったようで、私が10年勤めたリブロ名古屋店のことや前身のパルコブックセンターの話がたくさん出て懐かしかった。私も、パルコブックセンターで多くの本に出合い、リブロ名古屋店に救われた人間のひとりである。平和園での打ち上げまでしっかり参加して帰宅。愛しのかに玉、いくらでも食べられる餃子、大竹敏之さんおススメの肉天、世界一のチャーハンなどなど。小坂井さんが短歌スケッチブックに書かれた、元ちくさ正文館古田さんのページを見せてくれた。短歌かと思いきや住所!そこからちくさ正文館と古田さんの思い出話でもちきり。久しぶりに辻山さんの元気そうなお顔が見られて嬉しかった。
8/20(水) 開店前にカメダビルのサロンirouさんへ。眉毛を整えてもらう。さくっと終わったので発送業務などして続いて美容院へ。冬まで来られないから、もつ髪型にしてほしいというオーダーをすると、バリカンを手に「OK、遠慮せずにいくね」という。Kさんはいつもこれを言うのだが、遠慮は、してほしい。沖縄の話や夏の登山話、ジュラシック・ワールドの話、猫のおしっこの話、高校生になる娘さんへのお誕生日のお手紙の話まで、いつもおしゃべりが楽しい。結果、見た目ではわからないが、内側が人生で一番くらい刈りあがった。坊主の人ってこんな感じの手触りなんだな、これは確かに気持ちがいい。よっさんは日中TEMPORAの施工にいっていて、現場から帰ってきてから仕事を始めるので当然、大幅な残業になってしまう。夜、盛岡冷麺、スーパーで買った小エビのフライ。盛岡冷麺といえば、おわんに冷たいスープのアレなのに、冷やし中華みたいに平皿に盛り付けてしまって、なんか違う。スープも大量に余ってしまったし、氷もなくて全体的にぬるい。録画した『ザ・バックヤード』では、男ブラの平井さんがアクアトトぎふを訪れていた。気持ちよさそうに泳ぐ淡水魚たちや、水のゆらぎにうつらうつらしつつ、今日中にやらねばな仕事や相談事、たまった家事を睡魔と戦いながら片付けていると3時になってしまった。
8/21(木) 朝、SUNのトースト、ルバーブジャム。豆苗とトマト、人参のサラダ。ハムエッグ。昨日の素敵な前髪が早くも再現できない。このところ睡眠時間が短く、どうも疲れが抜けず体が重い。Kさんから家族全員コロナにかかったというLINEがきた。ニュースでも、新型コロナの新型が流行しているというニュースが流れている。近年、秋の絶対に倒れたくないという局面で熱を出すことが2年連続であってから、体調に対する不安が芽生えるようになってしまった。まずは、実家から届いた郡上の甘酒でも飲んで免疫を整えよう。今日も今日とて、よっさんは施工へ。現場から届く進捗が楽しくてワクワクする。今日も残業になってしまったが、どうしてもゴーヤを食べなければならない。豆苗とたまごと豚肉のゴーヤチャンプルー。白ごはん.comに従い、砂糖と塩で下ごしらえしたが、まだ苦い。苦すぎるとよっさんは食べてくれないが、夏バテなのか食欲が落ちているよっさんに、なんとかゴーヤを食べてほしい。なので、白ごはん.comの更なるアドバイスに従い、マヨネーズ、めんつゆ、おかかで味付け。完成したゴーヤチャンプルーは、もう全く苦味がなかった。ちょっと物足りないぐらい。
EXHIBITION INFORMATION

【POPUP】2025年8月7日(木)~8月31日(日)ON READING店内
『無用的芸術 フクモ陶器』(大福書林)刊行記念展フェア
インチキ陶器商を自称する、知る人ぞ知る謎の陶芸アーティスト「フクモ陶器」による待望の作品集『無用的芸術 フクモ陶器』(大福書林)の刊行を記念して、フェアを開催します。キーホルダー、トートバッグ、手ぬぐい、土産物風陶器などなど、ユニークな品々が並んでいます!

2025年9月6日(土)~8日(月) 、9月13日(土)~15日(月) ON READING GALLERY
KOKOLIS exhibition vol.16
革鞄・革小物ブランド KOKOLIS(ココリス)16回目の展示受注会。
新作は2種類のショルダーバッグ。手帳や書類はもちろんペットボトルも入れられて、ジッパーやフタが付いている(口が開けっ放しじゃない)もの。男女問わずご要望は多かったものの、なかなか商品化できずにいたショルダーバッグが、この度ようやくお披露目となります。

2025年9月19日(金)~ 10月5日(日) ON READING GALLERY
Kohei Omachi exhibition “moon echo”
アーティスト、フォトグラファーの大町晃平による個展を開催します。本展では、月を胎児に見立て、撮影した写真をエコー写真に使用されている感熱紙にプリントしたシリーズ『moon echo』を発表します。
♪ Now Listening
Guitar / Mac DeMarco
カナダ出身のシンガーソングライター&マルチ楽器奏者、Mac DeMarcoによるニューアルバム。ほとんど一人で作ったという本作。ふぅ~~、とちょっと一息つきたいときにぴったりの音楽。
今週はこのあたりで。
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