NEWSLETTER FROM ON READING 2025.12.19
こんにちは、ON READINGの黒田義隆(義)と黒田杏子(杏)です。大きな山場がようやく終わって、ふと気づくとクリスマスと年末がもう追いついて来ていて、今にも抜かれそう。すこしずつペースを取り戻して”いつもの”ON READINGでお迎えできるように頑張りたいです。(杏)
NEWS
湯浅景子の個展『OMAMORI』が京都・PURPLEにて開催中!
ELVIS PRESSよりリリースした作品集『OMAMORI』の収録作品に、新作を多数加えた展覧会となります。ぜひご覧ください。
湯浅景子 keiko yuasa
1973年生まれ、名古屋市在住。2020年HB GALLERY ファイルコンペvol.30 <藤枝リュウジ賞>大賞他受賞多数。
www.keikoyuasa.com
湯浅景子展「OMAMORI」
会期|2025年12月5日(金) ー 12月28日 (日)
会場|PURPLE(京都市中京区式阿弥町122-1 式阿弥町ビル3階)
OPEN|13:00~19:00
在廊予定:12月5日(土)
〈お休み〉月・火
T 075-754-8574
https://www.instagram.com/kitone_kyoto/
宮田明日鹿『Knitting ’n Stitching Archives. 』(ELVIS PRESS)刊行記念展を沼津のリバーブックスで開催中。
本展では、宮田明日鹿が主宰する「港まち手芸部」の参加メンバーが編んだニット作品の展示販売のほか、活動風景をまとめた映像なども展示します。
宮田明日鹿『Knitting ’n Stitching Archives. 』刊行記念展
会期|2025年12月13日(土)〜2026日1年12日(月・祝)
会場|リバーブックス(静岡県沼津市下本町34)
OPEN|13:00〜20:00(日 13:00〜20:00)
定休日|火曜日(年末年始休はSNSでご確認ください)https://www.instagram.com/riverbooks_numazu/
EVENT
トークイベント:「読む生活・書く生活・喋る生活」青木真兵、柿内正午
日程:2025年12月27日(土)
時間: 開場 18:30 開演 19:00~
参加費:1,500円(500円分お買い物券付)
定員:20名(要予約)
予約:https://onreading.jp/event/yomu2025/
奈良県東吉野村で私設図書館「ルチャ・リブロ」を運営し、『手づくりのアジール「土着の知」が生まれるところ』や『つくる人になるために: 若き建築家と思想家の往復書簡』などの著者でもある青木真兵さんと、『プルーストを読む生活』(祝重版!)、『会社員の哲学 増補版』などの著者、柿内正午さんによる当店恒例のトークイベント。
今回は、今年の10月にH.A.Bより出版された『山學ノオト6(二〇二四)』、ポプラ社より11月に刊行されたばかりの『古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話』の刊行を記念しての開催。
読むこと、書くこと、喋ること。今年の様々な話題を振り返りつつ、二人が考えてきた/いることを、いつものように縦横無尽におしゃべりいただきます。ポッドキャスト論も展開されるとかされないとか。。。ぜひお楽しみください。
入荷情報 PICK UP
・In Modest Blue / nakaban
ELVIS PRESSからのニューリリース!
旅と記憶を主題とし、絵の中を旅するように風景を描いてきた画家、nakabanによる作品集。本作は、記憶と想像を綯い交ぜにして創造した架空の町「Harlowe Mere」を、nakabanが旅しながら描き留めたペインティング作品を収録した1冊。
・人といることの、すさまじさとすばらしさ / きくちゆみこ
パーソナルな語りとフィクションによる救いをテーマにしたジンを定期的に発行しつつ、言葉を使った作品制作や展示も行っている翻訳・文筆家のきくちゆみこによる、あたらしく引っ越してきた郊外の団地で、長年苦手としてきた「人とともにいること」の学びと向き合う日々を綴った日記エッセイ。
・This Is Not My Cat / ホンマタカシ Takashi Homma
写真家・ホンマタカシによる作品集。東京のつつましいアパートを舞台に、一匹の猫が歩き回り、眠り、遊ぶ何気ない日常が写し出されます。軽やかで共感的なまなざしによる写真は、日記のように自然体で、見るというより「感じる」体験をもたらします。タイトルに込められた多義性も印象的な一冊です。
・Intersections / Emi Ueoka
シンプルで端正なドローイング作品で知られるアーティスト、Emi Ueokaによる作品集。2011年にイラストレーターとして活動を開始し、これまでに British Vogue、The New York Times、資生堂、ハーマンミラーなどの仕事を手がけています。
・Knigi / Benjamin Sommerhalder
スイスの出版社、NievesのトレードマークのKnigi(ニギ)を主人公にした絵本。作者は、Nievesの創業者でるBenjamin Sommerhalder。
・小幡彩貴 × commune 2026 Calendar
毎年恒例、イラストレーター、小幡彩貴とcommuneによるカレンダー。今回は1枚の作品に2ヶ月分ごとの月めくりとなっています。
RECOMMEND BOOK !
日本を代表する写真家のひとり、 ホンマタカシによる最新作品集がスイスのNievesより入荷しました。
一匹の猫が、東京のつつましいアパートのさまざまな場所を歩き回り、腰を下ろし、くつろいでいる。猫は周囲の環境のなかで完全に安らいでおり、ただ淡々と日常を過ごしているだけだ。ある写真では、朝の光を細めた目で浴びながら、ベランダの植木鉢に囲まれて穏やかに横たわっている。また別の写真では、浴槽の縁に危うくバランスを取り、寝袋の下にもぐり込み、段ボール箱で遊び、開いた傘の下に身を隠している。
ところどころで、このアパートに同居するもう一人の住人――そして、たまたま国際的に知られる写真家でもあるホンマタカシの存在が、画面の中に忍び込んでくる。膝、足、金髪の束、顔の半分。彼の生活や制作の痕跡もまた写り込む。気泡緩衝材に包まれた額装写真が壁に立てかけられ、絡まり合ったエフェクターペダルが、青く冷たいカーペットの上に色とりどりの星座のように広がっている。
ホンマタカシの写真に宿る独特の空気感やエネルギーについては、これまで多くの人が言及してきました。彼の写真表現は非常に軽やかで、被写体に対してさりげなく共感的であるため、鑑賞者は彼のつくり出す世界にほとんど溶け込むような感覚を覚えます。本書『This Is Not My Cat』を構成する写真群も例外ではありません。細部への過剰なこだわりや完璧さを追求する姿勢から解放されたこれらのイメージは、気負いがなく、日記的で、きわめて日常的です。鑑賞者は細部を丹念に観察するというよりも、イメージとその空気感の一部となります。これらの写真は、「見ること」と同じくらい「感じること」を大切にしているのです。
タイトルである「This Is Not My Cat(これは私の猫ではない)」には、複数の意味が込められているように思われます。ホンマの代表的な写真集『Tokyo and My Daughter』では、写っている少女が実際には彼自身の娘ではなかったという逆説がありましたが、本作では彼自身の猫が、あたかも他人の猫であるかのように描かれています。あるいは、猫の自立性は決して完全に抑え込むことができない、という意味なのかもしれません。猫たちは静かに生き、遊び、私たちの隣で存在しています。私たちの影の中を生きながらも、常に自分自身の世界の中にいるのです。
枝葉末節な日々
今週の担当:(義)
12/12(金) TOKYO ART BOOK FAIR 2日目。今年はWEEK1、WEEK2と二週間にわたっての開催となるためか、例年よりも3〜4割ほどお客さんが少ない印象。その分、ゆったりと本を観られるので、お客さんにとってはよいのかもしれない。ただ、出展者側としてはちょっぴり不安。 nakabanさんの新刊『In Modest Blue』は海外のお客さんにも反応がよく、初見で一目ぼれして「Nice!」と言って買っていってくれる方も。nakabanさんのことを知っている方に買っていただけるのももちろん嬉しいが、こうして知らなかった人が、作品や作品集の力だけで感動してくれるのは本当に嬉しい。少しでも作家のことを知ってもらえたら、という気持ちで本を作っているので、冥利に尽きる。 鷹見くんやNさん、あいちゃんなど、いろんな方から差し入れもいただいてありがたい。お隣のブースは、今年もおなじみのguse arsさんたち。たぶんいろんな忖度が働いて(?)、毎年のようにお隣になっている。村橋さんの新作ドロシーが早速とても人気のよう。 夜はNEUTRAL COLORSの加藤さんとお蕎麦屋さんへ。TABFの際に加藤さんとごはんに行くのは恒例となっている。ON READINGで開催した滞在制作企画が、多方面から興味をもってもらえているらしく、今後はいろんなところでも開催するかもとのこと。「丁合」がコンテンツになるのは面白い(もちろん、それだけじゃないが)。最近「バウンダリー・オブジェクト」という概念に興味を持っているのだけど、あの場所での「丁合」は、まさにそれだったなと改めて思う。
12/13(土) TOKYO ART BOOK FAIR 3日目。今回、東京へは車でやってきたので、ホテル〜会場間も車で移動。めちゃくちゃ楽だ。一昨年まで宿泊していたホテルがぐぐっと値上げしていて、とてもじゃないけど無理になってから2年目。電車だと徒歩も含め、会場から40分くらいの場所にホテルを取っている。今回はいろいろ準備が間に合わず、やむを得ない理由で車で遠征することにしたのだが、なんなら車のほうが楽かもしれない。駐車場代も打ち切りがあるし。 週末ということもあって、さすがにお客さんも増え始める。杏子と交代でブースを離れ、ほかのブースを観て回る。400〜500ブースくらい(たぶん)あるので、数回に分けてちらほら覗きつつ、個人的に本を買ったり、仕入れの交渉をしたり。 guse arsの岩瀬さんに教えてもらった、ZINE’S MATEエリアに出展中のBABE HIKARIというブースがやばかった。完全にブートなのでなかなか表には出てこないかもだけど、愛にあふれたファンアートのセンスがすごい。ニコラス犬ステッカー付きのZINEを購入。スティーヴ・ブシェミのステッカーやキーホルダーも欲しかったけど、売り切れていた模様。どこかで怒られないか心配。 夜はguse arsの二人と銚子丸へ。昨年、加藤さんに連れて行ってもらったお寿司屋さん。とても美味しいのにリーズナブルとあって大繁盛。6時半に着いたものの、一時間以上待つことになり、お腹ペコペコ。その分、いろいろおしゃべりもできて楽しかった。
12/14(日) TOKYO ART BOOK FAIR最終日。通常なら最終日はちょっとゆったりした客足になるところ、今年はいちばんの来場者数で、なかなか身動きできないくらい。これこれ、この活気がTABFだよ〜。売り上げも目標になんとか届いて一安心。 最後にいろいろ回って、仕入れた本をピックする。しかし、こういうブックフェアで売れる本と、本屋の店頭で売れる本ってまた違うので、いつも悩ましい。どちらかというと、本屋でゆっくり時間をかけて売れる本を作りたいという気持ちが強いが、こういうお祭りはお祭りで、それ用の本を作るのも楽しそう。ワンアイデアで2000円くらいまでの価格のもの。来年は何か考えてみようかな。 あっという間に終了時間。仕入れた本もたくさんあり物量が多いので、片付けも大変。ほかのブースがそそくさと片付けを終えて帰っていく中、時間ギリギリまでかかってしまう。なんとか車に荷物を詰め込み、森下の「ソウル市場」へ。ここは昨年見つけたお店。韓国料理の食堂なのだが、とにかくナムルやキムチがめちゃくちゃおいしくて安い。そっけない雰囲気も大好き。近所にあったら足繁く通いたい店。カルビ定食を平らげ、思い残すことなく東京を出発。帰路につく。休憩しながら、1時半くらいに帰宅。猫たちをたっぷり抱きしめて就寝。
12/15(月) 朝、パンとコーヒー。ちょっとだけゆっくりする。今日はON READINGは臨時休業。TABFの荷物を店に運び込んで整理したり、オンラインショップの注文の梱包をして佐川急便の営業所まで運び込んだりして、あっという間に一日が終わる。夜は久しぶりのパンダラーメン。野菜たっぷりのサッポロ味噌ラーメンと山盛りの唐揚げ。
12/15(火) ON READING定休日。今日はnakabanさんの作品集の残り在庫の荷受け日。朝から実家に行って、たっぷりの荷物を運び込む。積み上げられた在庫の山……頑張って売っていかねば。 お昼に一宮の蕎麦屋・竹馬へ。ここは学生の頃、バイト先のドラッグストアの社員さんに連れてきてもらったお店で、はじめて蕎麦に感動した思い出がある。昼しか営業していないのでなかなか来られず、あれから20年以上、あの時の味を確かめにようやく来店することができた。コシの効いた細めのツルツルの手打ち蕎麦は、やっぱりおいしかった。天ぷらもサクサク。 一旦TEMPORAに寄って、残った荷物の一部を引き上げと本の在庫の返送。残っているのはほとんど備品なんだけど、これがまたちゃんと片付けないとON READINGに戻せなくて大変。23日に全撤去の予定。ON READINGに行って荷運び、片付け、出荷準備などしていたら、とっくに日が暮れていた。帰宅して、夜ごはんは実家でもらってきたビーフシチュー。
12/16(水) 今日はゆいちゃんに店を任せて京都へ。坂田焼菓子店へ行くも、年内の営業が終わっていた……。杏子が行きたいと言って向かったラビット古着店もお休み。気を取り直して、目的地であるPURPLEへ。 PURPLEでは現在、湯浅景子さんの『OMAMORI』の展示を開催していただいている。コロナ禍のさなか、景子さんが「自分自身のためのお守り」として描きはじめた小さな作品群。ELVIS PRESSからリリースした『OMAMORI』に収録した作品に加えて、新作も展示されている。静かに、しかし強い祈りをもって描かれた作品。誰かのオマモリになってくれたら嬉しい。 PURPLEのスタッフの方と少しおしゃべり。とても親切にしてくれて、京都のおすすめのお店をいろいろと教えてもらう。その後は、気になっていたkeiokairaiへ。ここは3階建てのビルで、2階が古着屋、3階がアートブックとレコード、そして1階が「visionary」という、五感を整え第六感を生み出すための施設(装置)になっている。 杏子はかわいいベストを購入、僕はレコードを2枚。以前、店主のMさんが、visionaryに置く用としてオンラインショップで買い物をしてくれたことがあり、そのお礼も兼ねてご挨拶すると、いろいろお話してくれて、あっという間に一時間以上経ってしまった。Mさん自作の椅子や什器も、機能的かつ洗練されていてとてもかっこいい。 情報過多社会になって、どんどん自分で考えたり感じたりすることができなくなっている人が増えている(これからもっと増えるのではないか)という危機感から作ったというvisionaryは、120分制で、席に座り、かかっているレコードの音を聴き、ライブラリにある本を眺めたり読んだりしながら、コーヒーやスパイスを味わい、「考えている状態」から「感じる状態」へと自分を整えるための場所。 そう説明すると、ただの静かなカフェのように思われるかもしれないが、そうではない、まったく異なる体験を提供する空間として成立しているのが面白い。本人たちが「装置」と言っている意味もよくわかる。めちゃくちゃチャレンジングなお店。こういうお店がいくつもあるのが、京都のすごいところだよな〜。たくさんお話して、しっかりと刺激を受ける。 夜ごはんにと、杏子が調べて向かった老舗の洋食店コリスは、なんと予約でいっぱい。とことん京都に嫌われた一日……。少し移動して、ブリトーとタコスのお店SIESTAへ。内装もめちゃくちゃセンスのよいお店。ブリトーも野菜たっぷり、ボリュームたっぷりでおいしい。これは近所に欲しいお店。 keiokairaiのMさんと話したことを杏子と反芻しながら、帰路につく。
12/18(木) 朝、SUNに寄ってパンを購入。10時前に店に着き、杏子はZOOMミーティング。その間にオンラインショップの出荷準備などを済ませ、午後からは、明日から開催のnakabanさんの展示の搬入。今回はELVIS PRESSよりリリースした作品集『In Moment Blue』の刊行記念展。作品集のために描き下ろしてもらった約120点の作品から、47点を展示。 実は、作品集の色味と展示してある作品の色味は、結構異なっている。作品集には、nakabanさんがアトリエで撮影した作品データを使用しているのだが、アトリエは白壁のギャラリーよりもはるかに暗い。nakabanさんが作品を描いているアトリエでは、絵はこのような色で見えているのかも、と思い、作品集の方向性を相談したところ、「明度や色調は作品集の中で成立していれば大丈夫なのでお任せします」とのことだった。 そこで、アトリエの空気感も作品集に入れられたら面白いなと思い、破綻しない程度でバランスを取りながら補正をすることにした。nakabanさんは、作品を描く際に「アテンションを無理に作り出したり、見る者を強く誘導したりしない」ことを大切にしているとおっしゃっていて、そういったニュアンスは作品集でも実現できたのではないかと思う。 外側からの刺激ではなく、ぼんやりと内側から何かが湧き立ってくるような感覚。あるいは、ふと絵の中に溶け込んでしまうような感覚。何度もページをめくりたくなる本に仕上がったと思う。nakabanさんの作品はいくつか持っているけれど、いつまでたっても見飽きないし、「なんかいいな〜」がずっと続く。暮らしの中に置いておく絵として、本当におすすめ。 展示はいよいよ明日から開催。じっくり、ゆっくり味わってほしい。
EXHIBITION INFORMATION
2025年12月6日(土) ~ 2026年1月5日(月) ON READING 店内展示スペース
『赤おじさんと白いイヌ』刊行記念展示「赤おじさんと白いイヌと顔が青い人と耳が長いうさぎと鼻が短いゾウと目が8のオニとおとぼけ恐竜とズボラと大盛りケチャップライス」
『仕事文脈』表紙イラストでおなじみ、人気アーティストmakomoによる絵本『赤おじさんと白いイヌ』の刊行記念展を開催中。早速大好評!
ある日、公園で赤おじさんがまいごの白いイヌと出会って…著者が手製本で作っていた頃から「名作!」「まさか泣くとは!」と評判を呼んだ、あたたかくて、おかしくて、こころをぎゅっとつかまれる絵とお話。小さな驚きが、頭と体をほぐしてくれるような、味わい深い物語です。小さい子どもから大人まで、すべてのみなさんにお届けしたい一冊です!グッズも盛りだくさん。ぜひご来店ください。
makomo(マコモ)
おもしろメーカー。ニヤニヤできる『ちょっとだけおもしろい』にこだわった絵で、絵画作品や絵本、おもしろグッズを制作している。また、本の挿画や店舗キャンペーンヴィジュアル、キャラクターデザインなどを手掛ける(JR西日本さわやかマナーキャンペーン『ちょっとちょっと!なマナーいきものペディア』、RIMOWA公式LINEスタンプデザイン、サントリー「やさしいペンギン」キャラクターデザイン、NHK高校講座オープニングタイトル用キャラクターデザインなど)
www.makomo.jp
2025年12月19日(金) ~ 2026年1月12日(月祝) ON READING GALLERY
nakaban Exhibition『In Modest Blue』
画家、nakabanによる作品集『In Modest Blue』(ELVIS PRESS)の刊行記念展を開催します。原画、絶対欲しくなりますよ。本当に素晴らしい作品。本山のbabooshkaさんでも展覧会を同時開催します。
nakaban なかばん
画家|1974年広島県生まれ。広島県在住。旅と記憶を主題に絵を描く。絵画作品を中心に、印刷物の挿絵、映像作品を発表する傍ら、音楽家のトウヤマタケオと『ランテルナムジカ』を結成し、音楽と幻燈で全国を旅する。2013年には新潮社「とんぼの本」のロゴマークを制作。数多くの絵本を制作する絵本作家でもある。
https://www.nakaban.com
♪ Now Listening
The Universe Smiles Upon You ii / Khruangbin
今や世界的な人気を誇るインストゥルメンタル・バンド、クルアンビン。本作は、2015年のデビュー作を10年越しに再構築したというもの。肩の力が抜けきっていて最高の仕上がり。nakabanさんの絵じゃないけど、妙なアテンションがなくって、ただただ心地よい。何度でも聴いていられる1枚。
今週はこのあたりで。
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