NEWSLETTER FROM ON READING 2025.12.05
こんにちは、ON READINGの黒田義隆(義)と黒田杏子(杏)です。日曜でTEMPORAおよび芸術祭が終わり、月曜からバタバタと撤収がはじまっています。名残惜しいけど浸っている暇がない、というのが逆にありがたいのかも。とんでもない量の在庫の山に埋もれて途方にくれていますが、目の前のことからやっていくしかないですね。もう師走。(杏)
NEWS
今年もTOKYO ART BOOK FAIRに出展します!
nakabanの作品集『In Modest Blue』(ELVIS PRESS)のお披露目も兼ねております。我々は、WEEK1のENTRANCE FLOOR(1F)のブースです。ぜひお立ち寄りください。
TOKYO ART BOOK FAIR 2025
※入場にはチケットが必要です。チケット・詳細:https://tokyoartbookfair.com/
Week 1 12月11日(木)12:00-19:00 最終入場時間:18:3012月12日(金)- 14日(日)11:00-18:00 最終入場時間:17:30
Week 2 12月19日(金)12:00-19:00 最終入場時間:18:3012月20日(土)- 21日(日)11:00-18:00 最終入場時間:17:30
会場:東京都現代美術館 企画展示室B2F、エントランスホール ほか
住所:〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1
公式サイト:https://tokyoartbookfair.com/
入場料:オンラインチケット(日時指定)一般1,000円+発行手数料165円(税込)
*小学生以下無料
※当日券1,200円(販売は各日16時まで/予定数に達した場合はその時点で終了)
※一部のイベントには別途参加費が必要です。
本日より、湯浅景子の個展『OMAMORI』が京都・PURPLEにてスタートしました!
ELVIS PRESSよりリリースした作品集『OMAMORI』の収録作品に、新作を多数加えた展覧会となります。ぜひご覧ください。
湯浅景子 keiko yuasa
1973年生まれ、名古屋市在住。2020年HB GALLERY ファイルコンペvol.30 <藤枝リュウジ賞>大賞他受賞多数。
www.keikoyuasa.com
湯浅景子展「OMAMORI」
会期|2025年12月5日(金) ー 12月28日 (日)
会場|PURPLE(京都市中京区式阿弥町122-1 式阿弥町ビル3階)
OPEN|13:00~19:00
在廊予定:12月5日(土)
〈お休み〉月・火
T 075-754-8574
また、12月6日(土)から、同じく京都の分室カスタドでも、景子さんの展示『DAUGHTER』が始まります。こちらもあわせてぜひ!
湯浅景子個展【DAUGHTER】
会期|2025年12月6日(土) ー 12月16日 (火)
会場|分室カスタド(京都府京都市下京区燈籠町589−1 八田寮 2階)
OPEN|12:00〜17:00
〈お休み〉12月9日
https://www.instagram.com/kitone_kyoto/
EVENT
トークイベント:「読む生活・書く生活・喋る生活」青木真兵、柿内正午
日程:2025年12月27日(土)
時間: 開場 18:30 開演 19:00~
参加費:1,500円(500円分お買い物券付)
定員:20名(要予約)
予約:https://onreading.jp/event/yomu2025/
奈良県東吉野村で私設図書館「ルチャ・リブロ」を運営し、『手づくりのアジール「土着の知」が生まれるところ』や『つくる人になるために: 若き建築家と思想家の往復書簡』などの著者でもある青木真兵さんと、『プルーストを読む生活』(祝重版!)、『会社員の哲学 増補版』などの著者、柿内正午さんによる当店恒例のトークイベント。
今回は、今年の10月にH.A.Bより出版された『山學ノオト6(二〇二四)』、ポプラ社より11月に刊行されたばかりの『古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話』の刊行を記念しての開催。
読むこと、書くこと、喋ること。今年の様々な話題を振り返りつつ、二人が考えてきた/いることを、いつものように縦横無尽におしゃべりいただきます。ポッドキャスト論も展開されるとかされないとか。。。ぜひお楽しみください。
入荷情報 PICK UP
・【ご予約受付中!】Haru and Mina / 濱田英明
国内外、様々なシーンで活躍中の写真家・濱田英明が、2012年に台湾で、2014年に日本で出版した、子ども写真の金字塔『Haru and Mina / ハルとミナ』。2009年より自身のこどもたちを被写体に撮影してきたこのシリーズは、その後も撮影が続けられてきました。本書は、2009年7⽉から2020年4⽉までの約11年間に撮影した8000余点の中から、濱⽥⾃⾝が313点を厳選し、504ページに収めた作品集となります。
・ジェーン・バーキン日記: Munkey Diaries/Post scriptum
永遠のフレンチミューズ、ジェーン・バーキン唯一の自伝的作品『ジェーン・バーキン日記』、豪華特典付きで日本上陸!書籍上下巻に加え、この商品のみで入手可能なクオバディス × ジェーン・バーキン「オリジナルノートブック」、そして「オリジナルポストカード」10枚が特製函に収められた特別仕様です。もちろん限定発行。気になる方はお早めに。
・贈り物の本 / 牟田都子(編)
あなたの「忘れられない贈り物」はなんですか?校正者の牟田都子が、尊敬する書き手の方々に、贈り物をテーマにしたエッセイを綴ってもらったエッセイ・アンソロジー。
・オルタナティブ民俗学 / 島村恭則、畑中章宏
在野に位置する編集者であり、民俗学者・畑中章宏と、21世紀の日本民俗学をリードする島村恭則が、膨大な人名書名を連ねながら語り尽くす民俗学のオルタナティブ性。2024年、誠光社にて開催された前六回の連続対談レクチャーに加筆修正を施し書籍化した一冊。
・ガール・オン・ザ・バッドランズ / 犬川蒔
中学一年で不登校。映画や音楽に救いを求め、愛しながらも時おり傷つけられてきた。ウィノナ・ライダー、ヌーヴェルヴァーグ、ジム・ジャームッシュ、ガス・ヴァン・サント、ヴィレッジヴァンガード、エルレガーデン、インターネット、ミクシィ、アリス・グラス、ソフィア・コッポラ、ディスクユニオン……。様々なカルチャーを糧に、2000年代半ば〜2010年代前半に青春を過ごし、大人になった「元・女の子」による思春期・サヴァイヴ・エッセイ。
・時間旅行者の日記 / 藤岡みなみ
文筆家、ラジオパーソナリティー、そしてタイムトラベル書店utouto店主として活動する、藤岡みなみによる、37年間の日記を時空を超えて編纂した、まったくあたらしい日記文学。
・生活の観客 / 柴沼千晴
2022年の元日から毎日日記をつけ、年に一度か二度本をつくる著者・柴沼千晴による日記集。他者や自分を見つめ、日記をつけることで一体何がわかるだろう? いまを暮らすからだとたましいで世界との距離を測り、ともに生きていくための方法を探り続けた289日。
・季刊日記 創刊号 特集:日記のたのしみ / 日記とホラー
日記を書くこと/読むことの魅力を、さまざまな角度から深めていくことを目的とした、日記の専門誌『季刊日記』が創刊。AI時代に揺らぐ「私」のことばを確かめる営みとして、再び関心が深まる「日記」という行為を再考する試み。
・しゃべって、しゃべって、しゃべクラシー! 憲法・選挙・『虎に翼』/ カニクラブ、國本依伸
『虎に翼』が縁でつながった、共に関西在住の女性3人おしゃべりユニットとベテラン弁護士。法について学び、選挙の行方を憂い、政治、社会、エンタメ、表現など、縦横無尽に語りまくった。緊急発行して話題となったZINE「参政党憲法をかわりに読んでみた。」を大拡張、読んだらきっとあのモヤモヤを誰かとしゃべりたくなる、元気と勇気と笑いにあふれた1冊。
・The French Dispatch / Javi Aznarez
スペイン人イラストレーター、Javi Aznarezがウェス・アンダーソン監督の映画『フレンチ・ディスパッチ』に出てくる雑誌のために制作したカバーをすべてまとめた作品集。
・Independent Cinema Posters 時代を挑発した映画作家15人のデザインワーク
ミニシアター黄金期を飾った世界のインディペンデント映画のポスターを、映画ポスター・コレクターの井上由一氏が編纂した1冊。
・A WORK OF ART VINYL : SONIC YOUTH
数千枚にもおよぶレコードコレクションの中から、ジャケットそのものが「アート作品」としての価値を放つ一枚一枚を取り上げ、テーマごとに再編集するビジュアル冊子『A WORK OF ART VINYL』。今号の特集テーマは「SONIC YOUTH」。
RECOMMEND BOOK !
国内外、様々なシーンで活躍中の写真家・濱田英明が、2012年に台湾で、2014年に日本で出版した写真集『Haru and Mina』。2009年より自身のこどもたちを被写体に撮影してきたこのシリーズは、その後も撮影が続けられてきました。本書は、2009年7⽉から2020年4⽉までの約11年間に撮影した8000余点の中から、濱⽥⾃⾝が313点を厳選し、504ページに収めた作品集となります。
淡々と綴られるのは、終わりがないように⾒える⼆⼈の⼦どもの平凡な⽇常。瞬時に忘れ去られてしまうようなありきたりの光景は、何度もめぐる春夏秋冬とともにゆっくりと穏やかに流れ、しかしそれはいつか訪れる別れに向かって進んでいきます。時系列で並ぶ作品の根底に横たわるのは「⼈と⼈が共に過ごす時間の儚さ」。それがいかに普遍的な体験として受け⽌められ、「誰か別の⼈のもの」になっていくかが、本作の主軸となっています。
撮影に使われているのは PENTAX67 II と標準レンズ。カメラの特性を活かし、⼦どもに近づきすぎることなく、客観的な視点を持った絶妙な距離感が⼀貫して保たれ、それが濱⽥特有の淡い光と相まって、独特の世界観を描きだしています。どこかで誰もが⾒たことのある景⾊。それは⼼のずっと奥の⽅にある⼤切な何かを呼び覚ます不思議な感覚を鑑賞者にもたらし、気がつけば、うっすらと朧げに脳裏に残る遠い⽇々に⼼地よく耽溺するかのように、引き込まれていく。
写真を撮って記憶を残す。時間をいまに呼び戻す。その⾏為の本質にあるものを、この作品集は静かに物語っています。
プレゼントにもおすすめです〜!
枝葉末節な日々
今週の担当:(義)
11/28(金) 朝、トースト、目玉焼き、シュトーレン、マケットのコーヒー。マケットの鈴木さんのレシピ通りの淹れ方をしてみたら味が全然違った。普段淹れてたよりも体感としてはずっと早いお湯の注ぎ方なのだけれど、酸味の角がとれて飲んだ後のちょっと嫌な雑味?みたいなのが一切なくなった。これはすごい。感動。早速タイマー付きのコーヒースケールを買う。ON READINGに寄って荷物を運んでTEMPORAに。今日は同じ栄の松坂屋で開催されているAICHI ART BOOK FAIR(AABF)なるものの公開収録的なおしゃべりの場に登壇することになっている。数日前に急遽決まった企画。モデレーターのYくんも急な配役?で大変だっただろうけど、鷹見くんとともにTEMPORAのことやアートブックのことなどを楽しくおしゃべり。後日ポッドキャストなどで流されるのか、詳しくは知らないが、一旦、TEMPORAのことについてこのタイミングできちんと話せたのは自分的にも整理になってよかったのかも。AABFも今回はお試しのキックオフ的な第一回目なので、今後どんな展開を考えているかはわからないけど、大きな冠を付けた以上、それなりのものに育っていってほしいな~という感じ。でもこうやってとりあえず走り出してみるのはとてもいいことだと思う。その後はTEMPORAに戻って最後の金曜日を見届ける。Books and Placesの工藤さんや、twelvebooksの濱中さん、森川さん、元スタッフのあいちゃんも来てくれてお喋り。今日は営業終了時間までずっとお客さんがいた。スタッフのNさんもよく頑張ってくれた。さすがにヘトヘトだろうに。夜は、杏子も合流し、濱中さん、森川さんと東北大冷麵へ。今日も揚げ茄子のトマト和え、ニラ焼き、スペアリブなどでお腹いっぱい。今夜もまた濱中さんの熱いお喋りで焚き付けられる。ディストリビューションというお仕事の解像度がめちゃくちゃ高くて、さすがだなと思う。結局、プロフェッショナルというのは、仕事の本質を見極めるということ。本質からずれることをやらない、ということの大事さは、自分も長年仕事を続ける上で身に染みてわかってきた。
11/29(土) 朝、なかなか起きれず。急いでシャワーを浴びて出発しTEMPORAに10時過ぎに到着。いよいよあと2日。今日は、杏子がそのままTEMPORAに残って、自分はゆいちゃんとともにON READINGに向かう。福士さんの展示の最終日ということもあって、夕方までいい感じでお客さんが途切れず、ぼちぼちの売上。さすがに棚がガタガタだが、TEMPORAよりどさっと本を運び込むことになるので、一旦我慢我慢。日中はひたすらオンラインショップのアップ。気づけばTOKYO ART BOOK FAIRまで2週間。まだ何も準備できていない。TEMPORAは今日、明日と営業時間を一時間延長することにしている。今日も最後までお客さんが絶えなかったよう。サウジアラビアのお客さんが菅さんの作品を購入してくれた折、スタッフHさんの英語スキルが大活躍したそう。助かるわ~。残り一日。
11/30(日) いよいよTEMPORA最終日。10時前に到着。今日はマケットさんがご厚意でコーヒーをお客さんにふるまってくれる。朝から、コーヒーのよい香りが店内を満たしている。(あとから聞いたが300杯も出してくれたそう!)開店から閉店まで、お客さんが絶え間なく来てくれる。何度も来てます! とか、本当に今日でなくなってしまうの? と何人もに声をかけられた。本当になくなってしまうのだ。特に11月に入ってからはあっという間だった。期間限定だからやれたことも、期間限定だからやれなかったことも、もちろん色々とあるが、自分たちが今できることは、ほぼほぼやり切れた感がある。でも、この短期間でこれだけ愛されるお店になれたのは、いつもこのカウンターに立ってお店を開けていてくれたスタッフたちのおかげだ。彼/彼女たちが本当に楽しそうに働いてくれたことが、何よりもこの場所を特別なものにしてくれたと思う。また、関わってくださったコラボレーターの方々が、しっかりと意図を汲んでくれたりチャレンジングなことをしてくれたり、面白がって取り組んでくれて、TEMPORAにたくさんの思いもよらない可能性を生み出してくれたのは、めちゃくちゃありがたかった。こういう場所にしたかったのだ。ここで花開いたいくつもの出会いは、この場所に訪れてくれた多くの人の心に残るものになったのではないかと思う。19時過ぎ、事務局の方々や、裕太くんや鷹見くんも来てくれて、TEMPORAの最後を見届けてくれた。スタッフも全員集合して記念撮影をパシャパシャ。みんないい顔してる。本当に本当に最高のメンバーだった。この秋は一生忘れないだろうな。いちばん忙しくて、いちばん楽しかった秋。みんなを帰したあと、杏子とふたりで少しだけ残って片づけをしながら余韻に耽る。疲れ切っていたため、コンビニのおでんを夕食に。
12/1(月) TEMPORAが終わろうとも朝は早い。今日から撤収作業。委託商品の仕分け、棚卸、返品準備、ON READINGに運ぶ在庫の整理等々、やることが山盛り。今日は、ゆいちゃんとAさん、夕方からはNさんが来てくれて粛々と作業。ランチは近所の老舗イタリアンのイタリッチへ。1300円のランチなのに本格派のパスタと前菜、ドルチェつき。カジュアル過ぎずフォーマル過ぎない店内で、ちょっとだけ背伸びしたような気分。よいお店。スタッフは19時くらいで上がり、われわれは21時くらいまで残業し、スシローに寄って帰宅。
12/2(火) 今日は、Uさん、Nさん、Hさんとで撤収作業。お昼は、味噌煮込みうどんのかどまる。カレー煮込みうどんとライスをたのみお腹いっぱい。せっかくなのでもうちょっと栄周辺のお店を開拓したかったな。Hさんに教えてもらって、いきたいお店がたくさん増えた。TEMPORAに戻る途中、加藤珈琲店によってコーヒーをテイクアウト。名古屋っぽいどっしりとしたコーヒーで気持ちをリセットし再び仕事に取り掛かる。こうやってみんなでわいわい仕事するのも残りわずか。少し寂しい。夜は内山の麦福でさぬきうどん。エッジがぴんと立ってるしっかりとしたさぬき。ぶっかけの冷にしたら、身体が冷えて少し寒くなってしまった。
12/3(水) 朝、SUNのトースト。nakabanさんにもらったはちみつ。今日は、杏子とNさんHさんはTEMPORAで作業。ゆいちゃんとAさんにはON READINGに来てもらって福士さんの展示の搬出作業を手伝ってもらう。山場越えた感じがしていたけど、全然嘘で、目の前には高い高い山がまたそびえ立っていた。来週末のTOKYO ART BOOK FAIRの準備、中区のプロジェクトのエッセイ集の組版・デザイン、ON READINGで年末に配布する用のフリーペーパーのレイアウトなどなど、TEMPORAの搬出作業に加えて、TODOが山盛りで一旦呆然とする。が、やるしかない。ふたりがせっせと搬出してくれている間に、少しでもと、仕事を進めていく。夕方、一旦切りがついたのでちょっとお茶休憩して、ふたりを乗せてTEMPORAに。TEMPORAでも少し片づけなど手伝ってもらい、19時に今池に移動。今夜はTEMPORAの打上げ。月のひなたののっちさんが、特別に貸切営業にしてくれた。魚の春巻き、よだれ鶏、シュウマイ、コロッケ、自家製パン(みんなおかわりしすぎ)、鯖タルタル、鯛のアジアっぽい料理(名前忘れた)、豚ロースのソテー、そしてホワイトチョコ&抹茶のケーキ。次から次へと振る舞われるおいしい料理に、みんなでいちいち感動して、笑って、ほとんどTEMPORAの振り返りらしい振り返りもせず、それがなんだかとてもよかった。またいつだって集まれる気がする。
12/4(木) ON READINGは今日まで臨時休業にさせてもらった。お昼にKAKUOZAN LARDERにお礼がてらによって、コリアンベーコンハンバーガーを。シャキシャキのレタスとキムチがさわやかで、リピートしたくなる味。杏子はいつもの茄子バーガー。最高のハンバーガーショップ。金城市場のOさんや、キュレーターのHさんにもばったり。よいお店には面白い人が集まってくる。杏子をTEMPORAに送り届け、一宮の実家に向かい、TOKYO ART BOOK FAIRのための在庫を引き取って来る。実家の猫はまだ懐かない。TEMPORAに戻って一仕事して、発送する荷物を車に積み込む。ON READINGの二階にあげるのも面倒なので、佐川の営業所に直接もっていくことに。これをあと何往復かやらないといけない。腰をやらないように気をつけねば。夜は久しぶりにスーパーに寄って買い物。夜ごはんは豆乳ごま鍋。寒くなったとたん、猫たちが布団の上で寝るように。二匹がしっかりと身体の上に乗ってきてホールドされるので寝返りがうてない。朝起きた時の腰痛がつらい。でもかわいい。揺れる想い。
EXHIBITION INFORMATION
2025年12月6日(土) ~ 2026年1月5日(月) ON READING 店内展示スペース
『赤おじさんと白いイヌ』刊行記念展示
「赤おじさんと白いイヌと顔が青い人と耳が長いうさぎと鼻が短いゾウと目が8のオニとおとぼけ恐竜とズボラと大盛りケチャップライス」
『仕事文脈』表紙イラストでおなじみ、人気アーティストmakomoによる絵本『赤おじさんと白いイヌ』の刊行記念展を開催します。
ある日、公園で赤おじさんがまいごの白いイヌと出会って…著者が手製本で作っていた頃から「名作!」「まさか泣くとは!」と評判を呼んだ、あたたかくて、おかしくて、こころをぎゅっとつかまれる絵とお話。小さな驚きが、頭と体をほぐしてくれるような、味わい深い物語です。小さい子どもから大人まで、すべてのみなさんにお届けしたい一冊です!
グッズも盛りだくさん。ぜひご来店ください。
makomo(マコモ)
おもしろメーカー。ニヤニヤできる『ちょっとだけおもしろい』にこだわった絵で、絵画作品や絵本、おもしろグッズを制作している。また、本の挿画や店舗キャンペーンヴィジュアル、キャラクターデザインなどを手掛ける(JR西日本さわやかマナーキャンペーン『ちょっとちょっと!なマナーいきものペディア』、RIMOWA公式LINEスタンプデザイン、サントリー「やさしいペンギン」キャラクターデザイン、NHK高校講座オープニングタイトル用キャラクターデザインなど)www.makomo.jp
2025年12月19日(金) ~ 2026年1月12日(月祝) ON READING GALLERY
nakaban Exhibition『In Modest Blue』
画家、nakabanによる作品集『In Modest Blue』(ELVIS PRESS)の刊行記念展を開催します。作品集、めちゃくちゃ良いものになります。こうご期待!
本山のbabooshkaさんでも展覧会を同時開催します。
nakaban なかばん
画家|1974年広島県生まれ。広島県在住。旅と記憶を主題に絵を描く。絵画作品を中心に、印刷物の挿絵、映像作品を発表する傍ら、音楽家のトウヤマタケオと『ランテルナムジカ』を結成し、音楽と幻燈で全国を旅する。2013年には新潮社「とんぼの本」のロゴマークを制作。数多くの絵本を制作する絵本作家でもある。
https://www.nakaban.com
♪ Now Listening
FATHER MOTHER SISTER BROTHER / JIM JARMUSCH & ANIKA
JIM JARMUSCHの最新作『FATHER MOTHER SISTER BROTHER』のサントラ盤。歌ものもよいけど、アンビエント~ドローンっぽいインストもとてもよい。
今週はこのあたりで。
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