NEWSLETTER FROM ON READING 2026.07.31

こんにちは、ON READINGの黒田義隆(義)と黒田杏子(杏)です。このたびの熊本での地震により被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。ただでさえ厳しい猛暑のなかでの災害…、どうか被災された方々が一日も早く安心できる日常を取り戻されますように。
NEWS

EVENT

喫茶 言の菓:星新一「ノックの音が」
2025年8月23日(日)
時間:12:00~ / 13:30~ / 15:30~ / 17:00~ / 18:30~
予約制:各回1時間・定員4名
料金:2,500円(税込)
ご予約:https://onreading.jp/event/kotonoka4/
予約受付開始しました!
物語から、浮かぶ味がある。舌から、たちあがる言葉がある。ある一冊の本(または言葉)を起点に、菓子屋おむすび @kashiyaomusubi が菓子を拵えます。言葉と菓子のコラボレーションをお楽しみください。今回は喫茶でのご提供となります。
文庫本(星新一『ノックの音が』新潮文庫)と、菓子、温かいお茶のセットでご提供いたします。ゆっくりと本の世界に浸りながら、お楽しみください。
入荷情報 PICK UP
・【サイン本】戦争と五人の女 / 土門蘭
これは圧巻です!『ほんとうのことを書く練習』で注目を集めた著者による初の長編小説。歴史の大きな物語からこぼれ落ちてきた人々の声に耳を澄ましながら、戦後という時代の現実と、そのなかでなお生きようとする人間の強さや、一人ひとりの切実な人生を生々しく描き出し、過酷な現実を見据えながらも、そのなかに確かに宿る希望や連帯の光を描いた一冊。
・【サイン本】わたしの知らない子どもたち / 西川美和
「すばらしき世界」「永い言い訳」などで知られる西川美和監督による、戦争によって人生を大きく変えられたひとりの女性の歩みを描く長編小説。「生きる」ことにどこまでも真摯なその姿が胸にのこって離れない、戦渦を生きたひとたちが奏でる圧倒的長篇。
・【サイン本】日記の舌 / 木下龍也
現代短歌を代表する歌人の一人、木下龍也による初の日記集。会社を辞め、短歌だけで生計を立てるようになって6年。そんな日々のなかで綴られた、約1年3カ月にわたる「最初で最後の日記」。
・手芸とエンパワメント: 私たちが紡ぐもの / 山崎明子
視覚文化論、美術制度史、ジェンダー論の研究者である山崎明子が、手芸とジェンダーという視点から、女性たちとものづくりの歴史をたどった手芸文化論。手芸を入口にケアやコミュニティ、ジェンダーまでを軽やかに横断し、社会や暮らしを見つめ直すきっかけを与えてくれる一冊。『Knitting ’n Stitching Archives.』とあわせてぜひ!
・日付 拙いことば / 松波/和泉翔
世界とのずれをしずかに引き受けて、揺れながら、立ちどまり、ここにいる。詩人、松波/和泉翔による第1詩集。ことばのたたずまいがなんとも心地よい詩編。
・Decolonize Futures Vol. 4 『〈在日〉コリアンをめぐる教育と主体性』
脱植民地化の視点から日本/東アジアの未来を考えるZINEシリーズ第4号。在日コリアンの教育を手がかりに、朝鮮学校やウトロ地区の実践、制度的排除の歴史を見つめ直し、国家の枠組みを超えた未来の可能性を探ります。
・青葱を切る / 藤本徹
再入荷!詩人・藤本徹が2016年に出版した第一詩集が、blackbird booksより新版としてリイシュー。新たに書き下ろしの「あとがき」も収録。戦争の思い出を語る祖父の言葉をもとに綴った表題作「青葱を切る」をはじめ、日々の営みを、この世界の在り様を切実に受け止めて吐露された、16篇の詩を掲載。
・The Complete Before After & Beyond / Martino Gamper
2024年にロンドンで開催されたマティーノ・ガンパーの回顧展「Before After & Beyond」の記録集。住宅一棟を舞台に、初期作から新作、未発表作までを展示した空間を豊富な写真で紹介します。作品解説やインタビューも収録。遊び心と芸術性を兼ね備えたガンパーの仕事を一望できる一冊です。
・Exercises in Seating Vol 1-3 / Max Lamb
ロンドンを拠点に活動するデザイナー、マックス・ラムの椅子作品をまとめた作品集。さまざまな素材と対話しながら生まれた独創的な椅子の数々を、豊富な制作記録とともに紹介します。素材の個性と物語を引き出す発想力が魅力。5冊の小冊子をビニールカバーで束ねた造本もユニークです。
・SNOW / Sohrab Hura
完売後も多数お問い合わせをいただいていたこちら、再入荷できました! インド人写真家ソラブ・フラが、5年にわたりインド統治下のカシミールを撮影した写真集。厳しい冬の移ろいを追いながら、雪景色の美しさと軍事化された係争地の現実が交錯する土地の複雑な姿を静かに映し出す。
RECOMMEND BOOK !
青葱を切る / 藤本徹
青葱を買ってくる
ひとまとめに小口切りにする
涙がでてくる
ビールを開ける
ラジオをつける
おそろしいことが聞こえてくる
青葱を切る
涙がでる
今夜は湯豆腐
明日は肉豆腐
版元在庫切れのため最後の再入荷です。
「ユリイカ」「現代詩手帖」などで作品を発表してきた詩人・藤本徹が2016年に出版し、長らく品切となっていた第一歌集が、このたび大阪の古書店、blackbird booksより新版としてリイシュー。新たに書き下ろしの「あとがき」も加筆されています。
青葱を切るという日々の営みと、今こうしている間にも遠い国で起きている辛い出来事、そして祖父が語る戦時中の思い出…。
時をこえ、距離をこえ、繰り返される人類の愚行、広がっていく普遍的な悲しみが、多数の声として詩から聞こえてくるようです。
今こそ、もう一度、“今ここ”ではない場所から届く声を呼び覚ましたい。
表題作「青葱を切る」をはじめ、日々の営みを、この世界の在り様を切実に受け止めて吐露された、16篇の詩を掲載。
装画は西淑、装幀は清岡秀哉が手掛けています。
また、狩野岳朗が装画を描いた第二詩集『あまいへだたり』もあわせて再入荷しております。こちらも是非。
枝葉末節な日々
今週の担当:(義)
7/24(金) 朝、鷹見くんにもらったKISOの明太フランス。めちゃうまい。ズッキーニ、プチトマト、バナナ、桃。杏子は映画を観に出かけた。いよいよ暑すぎて誰も来ないので、隙間を狙ってはFUJIROCK観ながら仕事。奇妙礼太郎のうたは本当に気持ちがいいな。FUJI ROCK、なんだか今年は知り合いが結構行っている印象。FUJI ROCKには2001年のまだ学生だったころに一度だけ行ったことがある。エミネム、New Order、山嵐、スーパーカー、ナンバガ、Ron Sexsmith、ドラヘヴィ、オウテカ、Squarepusher、MOGWAIなど観たのを覚えているが、調べてみたらOasisも出てた。あれ?観たっけ?でもさすがに観てないわけないよな。。。記憶がごっそり落ちていて怖い。。。夜は義実家から送られてきた大量の野菜を食べるべく、ホットプレートを出しておうち焼肉。こてっちゃんうまい。
7/25(土) 朝は、パン、桃、ブロッコリー、目玉焼き。家でFUJI ROCKのBialystocksの配信見てたら遅刻しそうになる(『Everyday』がどうしても観たかった)。オープン直後に韓国からのお客さん。韓国の有名な雑誌(たぶん『GRAPHIC』)に載っていた記事を見てきてくれたという。取材を受けたのは結構前だったけど、メールでのやりとりながら、かなりしっかりとした内容の取材だったのを記憶している。丁寧に紹介してくれて、実際にこうやって足を運んでくださる海外の方もちらほらいるので嬉しい限り。昼からは都筑さんの製本ワークショップ一日目。今日は『フレンチノット製本』で杏子が受講。営業終了後に覚えたての杏子から教えてもらって一通りやってみる。すごく単純な製本方法だけど、玉留めをきれいに作れるかがポイント。はじめは玉留めがきれいな〇にならず、苦戦するが、何回かやるうちにコツが掴めてきた。いつも都筑さんが素敵な紙を用意してくれているので、自ずと素敵な冊子がつくれるのも嬉しい。これもいろんな応用ができそう。それにしても暑い一日だった。40℃近くの酷暑で暇すぎて平日くらいの売上。さすがに動物園もガラガラだったらしい。外歩けないもんね。夜ごはんは白米、ひじきととうもろこし炒め、なすとわかめの焼き浸し、空芯菜ニンニク炒め、納豆。
7/26(日) 朝、都筑さんからチーロバのタマゴサンドとサンドイッチの差し入れ。カジタのアイスコーヒーもいただき、幸せな一日のはじまり。今日は『フラッグブック(flag book)』のワークショップ。あまねさんも一緒に参加し、傍らで受講させてもらう。背部分の蛇腹折りにはじまり、表紙の糊付けなど、息をのんでじっくり集中して取り組む。途中、休憩をはさんで四時間。黙々と作業していると本当に時間があっという間に過ぎていく。本文の貼り付けを終え、無事に完成。この製本方法は、都筑さんの先生であるアメリカの製本家ヘディ・カイルさんが考案したもの。その名の通り、開くと旗がはためく様にページが交互に開き、開き方によってページの見え方が違ったり、360度開くとオブジェみたいにすることもできたりと、本文のデザイン次第で様々なアイデアが生まれそう。これは楽しい! やったきりにならないよう忘れないうちに復習しようと思う。今号の暮しの手帖に載っていた「ミウラ折り」も楽しそうなので時間見つけて習得したい。営業後に都筑さんに教えてもらったシンガポール料理店「ラオパサ」で打ち上げ。バクテーや海南鶏飯(ハイナンジーファン)、ラクサなどどれも本当においしい。海南鶏飯の茹で鶏はなんであんなに柔らかいんだ。。。カオマンガイともちょっと違うよな~と思って調べてみたところ、どうやら低温調理で茹で上げるかららしい。いいお店を教えてもらった。またすぐ行きたい。
7/27(月) 水曜日に人間ドックに行く予定なので、今日明日と検便を取らなければならない。はじめての人間ドック。健康診断ももう20年以上振り、検便なんて遠い昔の記憶しかない。緊張しながらも無事採取。今日は店番は杏子にまかせて、プチリニューアルに向けてのDIY作業に励む。ホームセンターに木材の買い出し。木材をカットしてもらっている間に、おかげ庵で週刊現代を読みながらコーヒーブレイク。それにしても冷房が効きすぎていて、短パンTシャツではもはや寒い。ホットコーヒーにすればよかった。夏場の温度管理むずい。大量の木材を汗だくになりながらギャラリーに運びこみ、本棚や陳列棚をくみ上げ、サンダー&ニス塗り。なんとか今日のノルマはこなせた。DIYは至福の時間。
7/28(火) 今日の検便も無事採取。準備は整った。昼から店に行って作業。今日はZINEを置いていた面陳棚を撤去し、ボロボロになってしまっていたカーテンを外して新しいものに付け替えた。15年の年月が感じられる……。昨日作った本棚を設置し、レイアウト変更。もう一個、設置予定の本棚も完成。こちらは8月の夏休みに設置する予定。民藝・工芸・モノづくり関連の蔵書の充実を計る。一通りケリがついたところで帰宅。今日は21時以降はもう何も食べられないので、早めにうどんを湯がいて夜ごはんとする。昨日、今日の作業で、身体中が筋肉痛。。。なんとなく明日の人間ドックに緊張してうまく眠れず。
7/29(水) 朝、7時に起きて検尿採取。8時半にクリニックへ。はじめての人間ドック。iPadを渡され表示される診察室に順番に回っていくという仕組み。右も左もわからないが、言われるがままにされる。CTや身体測定、視力、聴力検査、肺活量、心電図などを終え、いよいよバリウム。。。発泡剤をぐっと飲んで泡まみれになりながらバリウムを飲み込む。思ったよりは不味くなかった。そのあと診察台に乗せられると、バリウムを胃にいきわたらせるために、「右にごろんと回ってください~」と言われ、狭い台の上で、これで合ってるのか?と思いながら言われた通り回転してみる。すると「はい、もっと回ってください~」「今度は斜めにしますよ~」とか言われながら、何度もくるくるさせられた。多分傍から見ていたらめっちゃ滑稽なんじゃないか。Fさんから、胃のバリウム検査は尊厳を傷つけられますよ(笑)と言われていたが、このことだったか。すべての項目が終わり、仕出し弁当を食べて、午後からは医師の話を聞く。概ね良好だが、血中コレステロールが少し高いのと肝脂肪が少しついている、胃にもポリープっぽいものが見られるので胃カメラした方がよいかもとのこと。む~ん。また詳しい結果は後日郵送とのこと。身体のメンテもそろそろ本気で考えなきゃいけない。杏子も血中コレステロールが少し高いということで、さらに食事に気を使われることになりそう。チョコザップも再開するか~。。。店に行って、昨日の作業の続き&片付け。
7/30(木) 今日はあまねさんに店番をお願いし、岐阜に向かう。お昼ごはんにと入ったお店で、待てど暮らせど食事が出てこない。まぁ、お一人で切り盛りしているのでしょうがないか~、と思いつつ、次の予定の時間がどんどん迫ってきて、あれ、ヤバいかなと思ったところでようやく出来上がった。まさかの一時間半待ち。かけ込むようにして急いで10分で完食。鯖の竜田揚げや、西瓜とパセリのサラダとか美味しかったのでせっかくならゆっくり食べたかったな。しかし、さすがにそれだけ時間がかかるなら先に言っておいてほしかった。アクティブGで、Fさんと合流、今年やれなかったアレの来年の打ち合わせ。いろいろと会場側の事情も変わってしまい、若干の運営見直しの必要があるものの開催自体はできそう。またいろいろと仕込んでいかなくては。夜ごはんは、注文していたセイロが届いたので、早速蒸し野菜。
♪ Now Listening
GRAPEVINE
なつい。
今週はこのあたりで。
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