NEWSLETTER FROM ON READING 2026.08.07

名古屋のbookshop & gallery ON READINGから、週に一度のニュースレターをお届けします。
ON READING 2026.08.07
誰でも

こんにちは、ON READINGの黒田義隆(義)と黒田杏子(杏)です。8月になると、新聞やテレビ、本、ネットニュースなど、さまざまなメディアで戦争について触れられる機会が増えます。せめてこの時期くらいは、日本が起こした戦争について、あらためてゆっくり考える時間を持ちたいものです。ON READINGでも、戦争や平和、歴史について考えるための本を店頭でご紹介しています。この機会に、ぜひ手に取っていただけたらうれしいです。(義)

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NEWS

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EVENT

喫茶 言の菓:星新一「ノックの音が」
2025年8月22日(土)、8月23日(日) ※日程追加しました!
時間:12:00~ / 13:30~ / 15:30~ / 17:00~ / 18:30~
予約制:各回1時間・定員4名
料金:2,500円(税込)
ご予約:https://onreading.jp/event/kotonoka4/

8月23日(日)が定員となりましたので、8月22日(土)の枠を追加しました。
今回もとっても不思議なお菓子ができそうですよ~!

物語から、浮かぶ味がある。舌から、たちあがる言葉がある。ある一冊の本(または言葉)を起点に、菓子屋おむすび  @kashiyaomusubi  が菓子を拵えます。言葉と菓子のコラボレーションをお楽しみください。今回は喫茶でのご提供となります。

文庫本(星新一『ノックの音が』新潮文庫)と、菓子、温かいお茶のセットでご提供いたします。ゆっくりと本の世界に浸りながら、お楽しみください。

以下、菓子屋おむすびこと、芦川結衣さんから↓

今回は、星新一の短編集『ノックの音が』を念頭に、喫茶の形式で菓子と温かいお茶をお出しします。

星新一は、言わずと知れたSF小説の金字塔的存在。ショートショートと呼ばれる、とっても短い短編でよく知られます。ひとつの短編はだいたい10ページほど。どこか懐かしいような描写に、けれど冷静に考えたらあり得ないような設定、そして最後に待ち受ける、ぞくっとするようなどんでん返しに視点をひっくり返される感覚。小学生の頃から幾度となく触れてきましたが、何度読んでも胸が高鳴り、どきどきします。

今回の『ノックの音が』は、その名の通り、すべての短編が「ノックの音がした。」の一文から始まります。同じ文章から始まるのに、さまざまなお話に枝分かれしていく驚きと、「扉」という物体の秘める普遍性、そして何より、言葉というものの不思議さに何度もため息をついてきた一冊です。

星新一は、春や秋ののどかな空気や、冬のぬくぬくしたお部屋の中ではなくて、夏のきんきんに冷えたお部屋の中で読むのが一番似合うんじゃない?――という私のわがままに、黒田夫妻には付き合っていただき、真夏ど真ん中の開催とさせていただきました。

もしかしたら、私の普段の作風とはひと味違ったものになるかもしれません。それもぜひ楽しみに、お越しいただけたら嬉しく思います。

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入荷情報 PICK UP

捨てた紙、捨てられない紙 / スズキナオ
なんでもない紙片に宿る、かけがえのない時間。レシートやチケット、古いメモから、消えた店や誰かとの記憶をたどるスズキナオのエッセイ集。日常の小さな断片が、愛おしい物語として立ち上がる。

生きとし生ける音 / 平井まさあき
「そよそよ」「こぽこぽ」「ほろっ」──オノマトペから生まれた13の物語。男性ブランコ・平井まさあきによる初小説集! 言葉の響きから広がる豊かな想像力と、日常を少し不思議に見つめるユーモアが心地よい一冊。

私が四番目に愛する季節 / ハン・ジョンウォン
『詩と散策』でも注目を集めた韓国の詩人・ハン・ジョンウォンによる、八月のための散文集。木陰、雨上がりの水たまり、遠くの鐘の音……過ぎゆく夏の気配と、言葉にならない感情を静かにすくい上げる31篇。

あなたを待っていない公園 / 新上達也
パブリックな空間と、パーソナルな身体。叙情と、それを心地よく裏切るユーモア。第8回笹井宏之賞最終選考候補作を含む220首を収録した、気鋭の著者による待望の第一歌集。

夜をゆく舟が他にもあることを教えるために歌はひかった / 木下龍也
短歌はどう生まれ、なぜ心に残るのか。木下龍也が読者から寄せられた短歌を丁寧に読み解き、自らも一首を詠むことで、その魅力と可能性を探る一冊。添削を超えて、言葉と向き合う楽しさを伝える歌の教室。

Poetry TEE / ON READING
新色&再入荷!ON READINGがモットーにしている言葉をプリントしたタイポグラフィTEEシリーズ。いつも傍らには「詩」を。

とるにたらないおとこの話 愛蔵版(版画付・サイン入)/ さかたきよこ、タダジュン
新装版で再入荷!ともに版画家でありイラストレーター、画家として活躍する、さかたきよこ、タダジュンによる共作絵本。とある版画家のおとこのとるにたらない愛おしい日々、同じようでいて少しずつ違う日常をのぞいてみてくだい。蔵書票の版画シートが貼付された特別愛蔵版。

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RECOMMEND BOOK !

僕はきっと、絶望したかったのだ。ちゃんとしっかり絶望して、何もかもどうでもよくなりたかったのだ。例えば、この身体の謎の模様のせいで、自分の日々の生活に甚大な被害を与えて欲しかった。もう生きていない方が楽なんだと潔く思いたかった。

平井まさあき『生きとし生ける音』(角川書店)より

漫才やコントで唯一無二の世界観を作り出してきたお笑い芸人、男性ブランコ・平井まさあきさんによる初の小説集が発売になりました!

(もう隠せていないと思いますが、大ファンでして、まさか、ご著書を店頭に並べられる日がくるなんて…と震えております…)

突如部屋に現れた黒い球体、大きな空に夜空を描く仕事、小豆洗いと音楽隊、少年と新米の地蔵、流れ星のジャム、顔に現れた白い線の正体ーー。

13の短編小説のタイトルは、「そよそよ」「こぽこぽ」「ほろっ」などオノマトペになっていて、けれどそれはテーマというよりは、あくまで起点といったところ。時折ぞっとするような奇妙な世界や、誰かと何かのあいだに生まれるあたたかな時間、言語感覚の鋭さはコントと同じく魅力的で、けれどコントとはまた違う突き抜け方をしている、だから深く、刺さる。

人も、人ならざるものも、平穏な日常にも、荒唐無稽な世界でも、滑稽は生きとし生ける者のまわりにはどこにでもあって、ほんのり寂しく、しみじみ優しい。

そうか、私たちが見ていた男性ブランコには、まだまだ知らない底があったのか。

平井さんの純度100%の「ヤバさ」に、触れられた気がした。

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枝葉末節な日々

今週の担当:(杏)

7/31(金) 朝、都筑さんお手製グラノーラを豆乳グルトで。ドライいちぢく、昨日の蒸しさつまいもをのっける。漢方医へ。一昨日、人間ドックを受けた話を聞いてもらう。特に、衝撃のバリウム体験について話すと「一生に一度のいい体験になりましたね~(もう受けなくていい)」とのこと。先生は人間ドックは意味ないって立場だろうけど、私はそれでも受けてよかった、と思う。やってみないとわからないことばかりなのだ、人生。今日は出張やまだしん灸の日。私もついでにみてもらう。めちゃくちゃ足が冷たいし、二の腕も鉄のよう。最近は、翌朝早起きする日は、早めに床についても寝付けなくなってしまった。副交感神経って、どうやってよび起こすんでしたっけ~?ホルモンと自律神経ってどういう関係??と、なんかごちゃごちゃわけわからんことをいう私に、やまださんはきっぱり、「普通に、生活をしてください」と言う。夜、買ったばかりで嬉しい蒸篭で、豚しゃぶ、ブロッコリー、もやし、青梗菜、にんじん、しいたけ、エリンギの蒸篭蒸し梅味噌だれ。茄子と人参としいたけとわかめの味噌汁。きゅうりの醤油ごま油漬け。ごはんのあたため直しも、ふっくら美味しい。これまで蒸したいときは、土鍋の陶器の蒸し板や、フライパンでやっていてどうにもべっちゃりしていたので今更ながら感動する。しかしよっさんは物足りなさそうで、余った豚肉を焼いて、焼肉のタレをかけて食べている。ごはんがつまんなくなっちゃうとかわいそうなので、いろいろ工夫しなければ。

8/1(土) 朝、8時台に目が覚めたので思い立って散歩する。ポッドキャストを聞きながら近所をぐるっと一周しただけの、20分そこそこのちんたらした散歩。蝉の大合唱に包まれる。8月だ。帰宅して、朝ごはん。とうもろこしごはん、モロッコインゲンの梅味噌和え、ケンちゃん豆腐オクラのっけ、昨日の味噌汁、きゅうりの醤油ごま油漬け。夜は、トドでHちゃん、やまださんとごはん。以前、うちで開催した尹さんのイベントで、Hちゃんが同僚との気持ちのすれ違いについての悩みをはなしたところ「そのもやもやをそのまま、伝えてみたらどうですか」と尹さんに言われ、実践してみたところ「え、なんのこと?」と拍子抜けするくらいに相手はなんとも思ってなかったのだという。実践したHちゃんは本当にすごい。こういうこと、めちゃくちゃあるよな。勝手に傷ついたり傷つけたような気になって、気まずくなって。その後の3人の会話でも「さっきのごめん、大丈夫だったかな」「私もそれよくやるよね…ごめんよ」「帰ってから考えたらあれ失礼でしたね、ごめんなさい」などと、お互いに自らの過去の行いを反省して謝るの日だった。反省できることもすぐに謝れることも、互いへの信頼あってのこと。クミンとカルダモンの人参サラダ 、じゃがいものフリット、季節の野菜のフリット豆乳ソース、タコと発酵マッシュルーム出汁の冷やし中華、スパイスローストポークなどなど。揚げ物も久しぶりでちょっとドキドキしたけれどトドならば大丈夫、と思える。今日も今日とてホスピタリティとMちゃんの笑顔が素晴らしかった。

8/2(日) 朝、都筑さんお手製グラノーラに豆乳グルト、いちぢく、バナナをのせて。今日はあまね部長のデッサン会。いつもすぐに満席になってしまうので、午前の部に加えて、午後の部も開催する。今日のテーマは「本」。私たちは午前中にオンラインの打ち合わせがあったので、あまねさんにおまかせ。打ち合わせを終えて、デッサンの様子をみにいくと、皆さんが本をめいめいに紙の上に出現させている。どっしりしている本、静かな本、手になじんでいる本、よそよそしい本。持参された本もあれば、こちらから貸し出して「はじめまして」の本もあるが、それぞれ本に真剣に向き合っている姿に、これもひとつの「ON READING」の姿だな、とじーんとする。午前の部が終わったところであまねさんゆいちゃんと東山珈琲館へ。3人並んでカウンター席でじゃこピラフ。元より私の個人的イチオシメニューなのだが、胃弱になった今、この優しい味がなお一層嬉しい。午後の部が始まるまでのわずかな間に私もデッサンを描いてみるが、レベル1でもうタイムオーバー。これまで、オブジェ、いちぢく、食パンと描いてきたが、こんなに直線がたっているものを描くのは初めて。線がまっすぐひけない。「また見に来るので描いておいてくださいね!」と、嬉しいスパルタ部長である。よっさんは午後の部で参加し、「今までで一番よく描けた」と嬉しそう。やっぱり、その対象物との距離って関係あるのだろうか。今夜は楽しみにしていた趣味の集まり。男性ブランコファンの5名でグループラインをつくって、こうしてたまに集まっている。先月行われた単独公演『ねんぽぽ』の感想会を称してロイホで集合。先に到着していたMちゃんFちゃんはじっくりメニューを吟味していたようだけど、私は前もって食べられそうなメニューをチェックしておいたので、迷わず、国産豚と彩り野菜の黒酢ソース&雑穀ごはん。ロイホらしからぬがいたしかたなし。このグループラインは私がつくったものだけど、誰ひとり、私がオススメしたり勧誘したわけではない。皆それぞれに、それぞれのタイミングで「たまたま」男性ブランコに出会って、大切な存在になった。だから私も、安心して誰にも話していなかった「ねんぽぽ」についての妄想を発表したりもできる、しみじみとありがたい場である。セリフや動きひとつとっても、公演が進む中でブラッシュアップされたりもしているし、その場でうまれた一回限りのパフォーマンスでもある。それぞれが好きだったところや不思議だったところを持ち寄るだけでも語りがいがありすぎるのだ。ゲリラ豪雨で、雷が光る。斜め前の席に座っていた男の子が大興奮していた。

8/3(月) 朝、人参、じゃがいも、玉ねぎの豆乳ポタージュ。ブロッコリー、たまご、さつまいものせいろ蒸し、プロローグのロールケーキ。ジューシー。暑いし、展示などもやっていないのでさすがに暇だけど、ありがたいことにさほど売上も悪くない。先週のプチリニューアルで見やすくなった建築・デザイン棚や、すっきりして見やすくなった平台がよく動いている気がして、本当に、ちょっとしたことでも手を入れると、入れただけ効果があるのが棚の面白いところ。なんなら「この本面白かったんだけどね、もうちょっと売れてもいいよね~」と噂したりしても動いたりすることがある。閉店後、独立書店ネットワークのオンライン飲み会。私たちはスーパーで調達してきた巻き寿司と焼き鳥を食べながら参加する。ネットワークは、私たちのように個人でやっている小さな書店の互助会的な集まりなのだが、所在地が全国各地に散らばっているのでなかなかコミュニケーションをとるのが難しい。まずは気軽におしゃべりができれば、と内沼さんが企画してくれたのだった。東北からも九州からも、出入りもあってのべ20人くらいの書店主さんが参加されていた。ただワイワイ顔合わせができれば、と思っていたけれど、「トークイベントってどうやってやってる?」「POPってどうしてる?」「イベント出店っていくらぐらいまで?」「ぶっちゃけ一日いくら売上があったらいいのか?」などなど、かなり、ここでしかできない生々しく率直な話題がどんどん飛び出して、かなりいい会になったと思う。それぞれのお店のある場所、客層、個人としての考え方、生き方によって違うし、もちろん正解はないのだから自分で考えるしかないのだけど、他の人はどうしてるんだろうというのは、考えるためのヒントになる。20年やっててもわからないことだらけ。文化であり商い。このバランスが、本屋の難しいところであり面白いところなんだよな。

8/4(火) 午前から動こうと思っていたのに寝過ごしてしまった。先月から少しずつすすめている店内のプチリニューアル第二弾。今日は「小部屋」と私たちが呼んでいる古本があったりフェアを開催している場所がある部分に、棚を増やしたり、在庫のダンボールを置く場所をつくったり、フェア台を作り直したり面陳棚をつくったり。結構大がかりで、夜までかかってしまった。出来上がりは大満足で、よっさんもうっとりと眺めている。レジカウンター側から奥を眺めると、すごく広くなったように感じる。夜、豚肉と玉ねぎと甘長のプルコギ味炒め、きゅうりの醤油ごま油漬け、モロッコインゲンの梅味噌和え、オクラ、豆乳ポタージュ、白米。

8/5(水) 東京出張。昨日もやっぱりうまく眠れなかった。でも、わたしの自律神経のために「あ~よく寝た~」と言いながら起きる。まずは渋谷公園通りギャラリーで、植本一子さんが参加している展示『心の声をきく わたしを生きる術』へ。2月にON READINGでも展示をした、遠野で撮影された馬の写真と言葉、そして植本さん初の映像作品を展示している。10年ぶりに帰った広島の実家、両親、生まれ育った場所。母の病気、原発事故、原爆、反戦デモ。私たちの「安心安全な場所」。ゆれる。守りたい。長女のくらしちゃんの声、お母さんの手、かつてここにいた自分。本当に素晴らしかった。参加していた4名の作品のどれもが、繊細なやさしさとおおらかさが感じられて、互いに呼応しあっていて、ずっといられる心地よさだった。稲田萌子さんの発光している繭のようなドローイング、志村信裕さんの有機的な光の戯れ。そして、吉田雅美さんの日記には、朝昼晩の食べたものがつぶさに記録され、その都度、「とってもおいしいかったのです。」と書かれる。一日の終わりは必ず「今夜もおやすみなさい また明日」。繰り返される毎日。生まれたての毎日。よっさんが「詩だね」という。その後、MINAで秋に行う企画の打合せ。MINAはL PACK.が運営する「架空のミュージアム」。今回はなんと、TEMPORAへのオファーなのである。打ち合わせは難航?し、一時は沼から抜けられないかと思ったがなんとか落ち着くべきところに落ち着いた。その後、ヒカリエで『まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険』をみて、品川駅でオカタオカおすすめの塚田農場のお弁当を買って、新幹線で食べる。ボリュームすごい。帰宅後、インスタをみていたら、のだちゃんが今日の私たちとほぼ同じコースを辿っていたのですかさずメール。しかし、のだちゃんが渋谷をまわっていたのは昨日だった。それにしたってニアミス~。「うちらすごくない?!」とひとしきりソウルメイトごっこではしゃいで、ついでにちょっと励ましてもらったりする。私はいつだってのだちゃんに会いたい。

8/6(木) 朝、都筑さんグラノーラ、バナナ。さつまいも、ズッキーニ、ブロッコリー、エリンギの蒸し野菜。広島の式典の高市総理の様子をチラ見して、昨日観た、いっちゃんの映像作品のなかの、“ただ、この国のいちばん上にいる人に「戦争はしない」と言ってほしいだけなのだ。安心させてほしいのだ。どうしてそれがこんなにも難しいのか、わたしにはわからない。”という言葉がリフレインする。私たちは、私たちの国は、戦争で亡くなった命に、未来の子どもたちに、「過ちは繰返しませぬから 」と誓ったのではなかったのか。愛媛から来てくださった方が、「実は昔、2年間だけ岡崎に住んでいたことがあって~」と言ったその時に、扉があいて、岡崎でANGLEというマイクロホテルをやっているIくん(私のなかでの、ミスター岡崎)が入ってきたので笑ってしまった。思わず「岡崎の人ですよ」と紹介すると、当時働いていた老舗の喫茶店のお話や、よく行っていたお店の話で盛り上がっている。「ちょっと相談があって」というIくんの話で、テンションがぶちあがる。まさかこんな嬉しい「お仕事」があるなんて!楽しい人生!!!閉店後、TABの西田さんが、リニューアルのための什器のプロトタイプを持ってきてくれる。棚の高さや棚幅など、実際に空間の中に置いて本を並べながら相談。ほかでもあり得る、という余地のある空間は楽しい。そのほとんどをDIYで作ったON READINGは、それゆえに常に地味に変化をし続けてきた。はじめて今回プロフェッショナルの力をお借りするけれど、そこはさすがの西田さん。なにかと変えられるように作ってくれている。プチリニューアルですっきりした小部屋に、ちょっと台を置いてみたりして遊ぶ。店は人が来てはじめて店になる。新しい空間を、お客さんがどのように使うのか、私たちにはわからない。「空間って面白いね、何かを置くと、人の行動が変わるんだよね」とよっさん。大事なのは、考えを先に固定しすぎないこと。夜、すっかり遅くなってしまったので、よっさんは無印のカレーに朝の蒸し野菜をオン。私は蒸し野菜の残りだけ食べる。

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EXHIBITION INFORMATION

KOKOLIS exhibition vol.17
2025年9月3日(木)~7日(月) 
※最終日は19時まで

革鞄・革小物ブランドKOKOLIS(ココリス)17回目の展示受注会。

新作はちょっとだけスポーティな雰囲気のショルダーバッグ。しなやかに体に馴染む、使い心地のよいバッグです。

また今回はアパレルブランドYP. @__yp.__ のお洋服も併せて展示販売いたします。
服とバッグのコーディネート提案。ダブルネームでの新しいアイテムも企画しています!

※KOKOLISの商品は基本的に受注生産となります(一部即売品もございます)。
展示品をベースに、革色や糸色、仕様をお選びいただけます。商品は3~4ヶ月後のお渡しとなります。

※YP. の商品は即売品のみとなります。すべてこの展示のために制作した一点ものの作品となります。

KOKOLIS
ハンドメイドの革鞄と小物のオーダーメイドブランド。気張らず使いやすいデザインと、長く愛用できる丈夫で丁寧なつくりにこだわり、デザインから染色、縫製、仕上げまで、一点一点すべて手作業で制作しています。
http://www.kokolis.jp/
instagram : kokolis_sk

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渡邉紘子 個展『想像の昼寝』
2026年9月12日(土)~9月27日(日)
※9月22日(火祝)は営業、9月24日(木)は振替休業となります。

布やガラス、紙など身近な素材を組み合わせ、日常に潜む小さな喜びや記憶をすくい上げる立体作品/インスタレーションを制作するアーティスト、渡邉紘子の個展を開催します。

渡邉紘子 Hiroko Watanabe
1981年生まれ。多摩美術大学 テキスタイルデザイン専攻卒業。University of Art and Design Helsinki 留学。「日常の小さな喜び」をテーマに、布などを使用したオブジェやインスタレーションなどを制作している。 作品集に『HOMEMADE BLOUSES』(発行:nidi gallery, 2019)、『魔法のふとん紀行』(発行:AMB100貨, 2019)、『スプリング・コレクターの話』(発行:東塔堂, 2015)、『夢の話』(発行:April Shop, 2022)。2020年11月、東京・代々木上原にApril Shopをオープン。
https://www.instagram.com/hirocoro43/

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♪ Now Listening

Interior / Zimmer90

ドイツはシュトゥットガルト出身のオルタナティブ・エレクトロ・ポップ・デュオ『Zimmer90』。夏にぴったりのさわやかで軽快なダンサンブル・ポップ・チューン。PHOENIXとかにも通じる洒落た感じがヨーロッパっぽい。アルバム全体の出来が素晴らしい。

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今週はこのあたりで。

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