NEWSLETTER FROM ON READING 2026.08.21

こんにちは、ON READINGの黒田義隆(義)と黒田杏子(杏)です。夏休みをいただいていた間に、店内を少しリニューアルしました。中央の平台を新設の本棚に変更したり、その他、こまごまと気になっていたところをDIYしたり、棚割りをちょっと変えてみたり。通路が広くなったので、前よりは居心地もよくなって本も見やすくなったはず。在庫量も若干アップ。15年目にしてようやく本屋っぽくなってきた。というわけで、たくさん買いにきてください~!(義)
NEWS

EVENT

土から生える2024図録出版記念イベント
図録から振り返る「土から生える」
2026年9月16日(水)
時間:開場 19:00 開演 19:30~
入場料:1500円 (500円分のお買い物券付き)
定員:20名(要予約・先着順)
ゲスト:芸術監督 安藤雅信(陶作家/ギャルリ百草 主宰)
話し手:実行委員長 水野雅文(図濃/新町ビル4F 地想)
聞き手:黒田義隆(ON READING)
ご予約:https://onreading.jp/event/0916/
2024年に開催された、岐阜県東美濃地域(多治見市・土岐市・瑞浪市)を舞台にした現代アートプロジェクト『ART in MINO 土から生える 2024』。この度、プロジェクトの全貌を記録した『ART in MINO 土から生える2024 図録』の刊行を記念し、トークイベントを開催します。
会場に足を運んでくださった方はもちろん、知っていたけれど訪れることができなかった方、会期終了後にその存在を知った方にも、ぜひお越しいただけたらと思います。
そもそも『土から生える』とは? 図録はどんな内容になっているのか? 次回の開催は?
プロジェクトの背景や内容を振り返りながら、「土から生える」がどのようなアートプロジェクトなのか、改めて紐解いていきます。
入荷情報 PICK UP
・【ご予約受付中(9月8日頃入荷予定)】GOAT meets 02 <独立書店限定タブロイド紙付>
小説やエッセイ、ノンフィクションから詩、短歌まで、文学の新たな可能性を探る文芸カルチャー誌『GOAT meets』第2号。「こことよそ、そのあわいから物語は生まれる」をテーマに、小川哲、パク・ソルメ、三宅唱ら多彩な執筆陣が参加。沖縄滞在企画や三宅香帆×大森静佳の対談、遠野遥の新作などを収録。
・図書館詩集 / 管啓次郎
詩人・翻訳家・批評家として、文学や旅、言語、風景のあいだを自在に行き来してきた管啓次郎による異色の長篇紀行詩集。稚内から鹿児島、沖縄まで全国の図書館を訪ね、出会った本に導かれて綴った12編を収録。神話や神謡、紀行文、土地の記憶や動物の声が響き合う一冊。
・自転車日記 / デヴィッド・バーン
デヴィッド・バーンが折りたたみ自転車で世界各地の街を走りながら綴った都市論・紀行エッセイ。ニューヨーク、ベルリン、イスタンブールなどを巡り、風景や建築、人々との出会いから、社会、政治、歴史、格差まで思考を広げていきます。小さな風景から都市の大きな構造を読み解く、ユニークな一冊です。
・せんそうって / 永井玲衣、八木咲
哲学者・永井玲衣と写真家・八木咲による「せんそうってプロジェクト」から生まれた、戦争をめぐるドキュメンタリー。さまざまな人を訪ねて集めた「せんそう」の記憶や言葉を手がかりに、戦争をどう知り、語ることができるのかを問い直します。答えをひとつに定めず、声に耳を澄ませながら考えるための一冊。
・【ご予約受付中!(特別価格)9月中旬入荷予定】Print, Object, Spread, Trace: POST and Fifteen Years of Art Books, 2011–2026
東京・恵比寿のアートブック専門店〈POST〉の15年を凝縮した圧巻の記録集。約50回にわたる出版社特集を時系列で紹介し、書籍の書誌情報や日英解説文を収録。6社への新規インタビューやオーナー・中島佑介へのインタビュー、アートブックをめぐる15年間の変化をたどるテキストも収録。新たな出版社や一冊と出会うためのガイドとしても楽しめる一冊です。
※8/31までにご予約いただくと特別価格7,150円となります。
・ただ ある──沢田英男彫刻作品集 / 沢田英男
京都・北白川のアトリエで、木と静かに向き合いながら制作を続ける彫刻家・沢田英男の作品集。小さく、かたちを削り込みすぎない木彫作品は、素朴でありながら、見る人それぞれの記憶や想像を呼び起こします。木が発する言葉にじっと耳を澄まし、そこから彫刻を生み出す、沢田独自の制作の軌跡を収めた一冊です。
RECOMMEND BOOK !
夏は悲しみのようにひそやかに消えるのだと、エミリー・ディキンソンは書いた。
たしかに他の季節が終わるときとは違う。なぜ夏はとりわけ消えるのか。蒸発し揮発するのか。気体なのか。つかむことのできない何かなのか。どうにもならない愛のようなものなのか。
夏のように、悲しみも消えるだろうか。
悲しみも止むだろうか。
前作『詩と散策』がON READINGでもロングセラーになっている、韓国の詩人・エッセイスト、ハン・ジョンウォンが綴る、八月のための散文集。
夏の日差しがつくる木陰、雨上がりの水たまり、静けさへと溶けていく鐘の音──。過ぎゆく夏の気配を静かに見つめ、鼻先や耳元に残る微かな記憶を、一日一篇、詩やエッセイ、写真で丁寧にすくい上げていきます。
いつかの八月。詩人はこうして世界をまなざした。
その痕跡が、カレンダーをめくるように、日記をのぞき見るように、2026年の8月の私たちに届く。
季節が移ろう切なさや、言葉にならない感情にそっと寄り添う31篇を収録。
夏が来るたびに、すこしずつページをめくりたい一冊です。
枝葉末節な日々
今週の担当:(杏)
8/14(金) お盆真っ只中だがゆったりな土日くらいの感じが続いている。今年は先週末に帰省の方が多かったのだろうか。月に一度のKさんへのおたよりを仕上げて送る。今月は4日も遅れてしまった。夜、ラタトゥイユにカレー粉を足してもち麦ごはんにかける。モロッコインゲンの黒胡麻和え、にんじんのアーモンドごま和え、大根とわかめとえのきの味噌汁。Kさんから早速お返事が来ている。読んでもらえることの嬉しさよ。
8/15(土) 朝、とうもろこしごはん、味噌汁、にんじんのアーモンドごま和え。岐阜のpand 1Fで開催されている阿部海太さんの展覧会へ。この場所には久しぶりに来た。自然光の静けさの中に、溶けそうな阿部さんの油絵。空間に調和している。そのなかで、朝起きて何枚も無心で描くというドローイングの線が鮮やかにうつった。在廊していた阿部さんとお話をしているうちにバスの時間になってしまい、2階のpandも久々に行きたかったけれどタイムオーバー。岐阜駅からバスで郡上八幡に行く。今日は徹夜踊りだ。心配していたもののさほど渋滞もなくスムーズに八幡に到着。まずはドマトマドさんへ。ようやく来られて嬉しい。閉店近くまであれこれお喋りして、先に到着しているやまださんと、東京からお越しのやまださんのお友達、TさんMさんと合流。八幡にはやまださんのおばあさんが暮らしていた家がある。日頃は、岐阜や愛知、東京などさまざまな場所にいる親戚たちが、徹夜踊りの期間中は皆、八幡に帰ってきて、4日分の牛すじ煮込みカレーを仕込んで踊って過ごす。今日は私たちもやまだ家にお邪魔してめちゃくちゃおいしいカレーをいただき叔母さんに浴衣も着せてもらって、いよいよ踊り会場へ。踊りつつ糸カフェでお茶したりせっかくなので宗祇水を観に行ったりして八幡を堪能して、続いて白鳥踊りへもハシゴする。私は近年まで郡上踊りは来たことがなく、ずっと白鳥で踊っていたので、一度やまださんを連れてきたかったのだった。八幡と白鳥は車で30分ほどの距離だけど、ふたつの盆踊りは、曲もテンポも踊りも違うし、八幡は提灯、白鳥は切子灯籠を中心に踊る。東京からのおふたりは早朝からの長旅でお疲れだったので、すこしだけ…と思っていたのに、曲が鳴ればつい無心で踊り続けてしまう。きょうこさん、いつまで踊る~?とTさんに聞かれて、はっと気づけば、すでに午前1時をまわっていた。
8/16(日) 朝、蝉の声でめざめる。昨夜は白鳥の実家まで送ってもらった。昨日のお二人は関にお泊りで、今日もやまださんと遊ぶ予定だとおっしゃっていた。知的かつ下世話で、素敵な方たちだった。乗ろうと思った名古屋行きのバスが満席だったので、岐阜経由で帰ることにする。すこし時間ができたので、本棚を移動するのを手伝ったり、お盆にいけなかったお墓参りをしたり。個人的な試みとしてやりたかった、親の生活史の聞き取りをする。最初なので、まずは母が話したいように話してもらおうと、あまり質問を挟まずにふむふむと聞いていたら、40分くらいで現在に到達するかけあしの人生だった。そこからもうすこしゆったりと、子どもの頃のことなどを聞いていく。これまでも断片的には聞いていたり、ああ、そういえば言ってたな、と覚えていたりする事もあるが、全く初めて聞く話もある。聞くと聞きたいことも増えるので、また折に触れて話してもらえる時間を作りたい。店に帰ってきたのは17時頃。名古屋駅で買ってきたキンパを食べ、ゆいちゃんが持ってきてくれた言の菓の試作を食べさせてもらう。楽しくてドキッとするお菓子。帰宅後、よっさんは辛ラーメンを。少しだけ食べさせてもらう。夜、よっさんの散髪。切っているうちにわかんなくなっちゃうことも多々あるが、今日の私はハサミ裁きに迷いがない。けっこういい感じの仕上がりになって満足。
8/17(月) 寝坊した!と思ったら、約束の時間が延期になっていてほっとする。最近、本当に朝起きられない。寝るときに「自律神経を整える音楽」みたいなやつを適当にスリープモードでかけながら入眠している影響もあるのだろうか。夏季休業の貼り紙をしてくるのを忘れてしまったので、朝ごはんも食べられず12時に間に合うようにバタバタと出勤、コンビニでとろろそばを買って食べる。今日からプチリニューアルのためにお休みをいただく。初日の今日は、大垣の建築事務所TABの西田さんがあたらしい本棚を設置に来てくれる。やりながら置きながらでいいですよ、と言ってくださったので、お言葉に甘えて、出来上がった本棚に本をうつして平台を空にして、板を外す。一瞬、めちゃくちゃ広くなった。3台めの本棚を外で組み立てて、中に入れて縦に並べる。おお、こうなるのか。これまでより高さがでることに少し不安もあったけれど、空間の抜け感のバランスを見ながらつくってくださったおかげで、いい感じに光と風が抜ける。そして、今回のリニューアル最大のポイントは、店の中で人がすれ違えるようにしたい、ということ。空間にゆとりができてスイスイ人が通れるようになったのが嬉しい。なんか、めっちゃ本屋になった!! 夜、たかみくん家で手巻き寿司会。先日リノベマンションを見学に行かせてもらった建築士の金田さんと、パートナーでApartment 93Eというグロッサリーのお店をやられているくみさん、そしてOちゃん、花屋borkeのチロさんが集まった。くみさんがつくっているunjunk food productionのお菓子は、胃弱になった私の前にジャストタイミングで現れ、ものすごく助けてくれた。お久しぶりです、と言われて戸惑っていると、私は何回もお店に伺っているので。初めましてだと思いますよ、とチャーミングにおっしゃる。先日borkeで行われたコラボイベントの話や、霊感の話、映画の話やなんやかんや、楽しくて時間があっという間だった。デザートで出してくれたたかみくんのフルーツポンチ(カットしたフルーツを三ツ矢サイダーに漬けておく)が美味しくて、これは家でもやってみたい。
8/18(火) 朝、もち麦ごはん、ブロッコリー黒ゴマ和え、目玉焼き、トマト、いそのわかめスープ、納豆。昨日設置した本棚の柱の部分に棚を追加してもらう。圧迫感が出ちゃわないかな、と心配していたがむしろスッキリした。しっかりしつつもDIY感もあって、もしかすると気がつかない人もいるんじゃないかな?というくらいなじんでいる。西田さん最高!! 昨日よりさらに、めっちゃ本屋になった。さてしかし、ここから実際に本屋にするのは私たちの仕事。これまでは平台の上で、箱で高さを出したり面陳スタンドで顔みせしたり、新刊書店時代はNGと言われていたかまぼこ置きをしまくったり、つくつくに薄手のZINEを置いたりと、縦横無尽にやっていたけれど、棚になるとそれぞれの段ごとでスペースが限られる。この細切れの有限性のなかでどうやるか。今はまだそれが慣れない。さらに、平台がなくなるのに伴って、既存の棚割りもいろいろと変更したり調整したりする。うちはいろんなサイズの箱を組み合わせて棚をつくっているので、棚を流すことができず、各コーナー、各ジャンルの範囲が決まってしまう。そこで、それぞれの箱は独立しつつも隣あう箱との関係で広げたり狭めたりができるように、場所を変えていきたい所存。昨日はまとまらなかった話しあいをむりやりまとめて、よっさんはホームセンターへ。まだまだ手を入れていく。夜、吉野家で腹を満たしてからミリオン座で「シラート」。この夏とにかく話題で、しかも見た人が、とてつもない衝撃を受けていそうなのをながめていた。見たいと思いつつ時間が経ってしまって、もうすっかり終わっていると思っていたのだが、昨夜、また話題にあがった。調べてみたら今週ギリギリやっている、ということで早速。すごいものを見た。よっさんは、思っていたのとまったく違った、という。帰ってすぐにあれこれ見たいところだけど、今日わたしは、本屋B&Bの土門蘭さんと大島育宙さんのトークを配信で見たばっかりなので、自分の「独自の感想」を、他の有識者の解説を入れる前に、受け止めておきたいところ。ひとまず自分の受け止めをよっさんに伝えたものの、このままだとうまく寝付けなさそうなので、結局町山さんの解説動画をちらっと見たり、監督のインタビューを読んだりしてしまった。溜飲を下げてしまった。
8/19(水) 朝、茄子のレンチン蒸し、もち麦ごはん、ブロッコリー黒ゴマ和え、わかめと大根の味噌汁、いぶりがっこ。日差しは強いが風は涼しい。リニューアル作業3日目。在庫の収納力にこだわって棚のデザインしてもらったおかげで、十分なスペースがとれてありがたい。とは言え、場所があると整理しないままどんどん置いてしまうので要注意である。すでに9月には店内で行うトークイベントを2件予定していることもあり、棚はもとより、ストッカーにもコロコロを着けてもらった。夢みたい。夜はご近所のGOOD LOOSERS CLUBへ。ちょっとまだハンバーガーはドキドキするので、チワワプレートという名の、ターメリックライスにチリコンカントルティーヤチップスが混ぜられていて、ホワイトソース、サルサソース、ハニーマスタードソースがかけられたメニューにしてみた。全部を混ぜ混ぜにして食べるとめちゃくちゃ美味しい。いろんな食感、いろんな味が口に飛び込んでくるけど、不思議とヘビーではない。「何食べてるのかわかんないですけど、めっちゃ美味しいです」というと「それが一番いいですよね」と店主さん。よっさんはベーコンチーズバーガーとドクターペッパー。ドクターペッパー専用のグラスと一緒に出てきたので興奮。座った席に飾ってあるフレームに、「SMOKEY BEAR」という熊のキャラと野球選手のポスターがあった。よっさんがすぐ調べて、アメリカの山火事防止のキャラクターなのだそう。フィギュアも出ていたようで欲しそうにしていた。店主さんに聞いたところによると、ON READINGとのハシゴをしてくれている人が結構多いようで嬉しい。東山公園はランチは充実しているけれどディナーはほぼ皆無なので、夜も営業してもらえているのが本当にありがたい。店に戻って、後回しになっていたデスクワークと通販の荷物を作って今日は終了。
8/20(木) 朝、とうもろこしごはん、わかめと大根の味噌汁、にんじん、ピーマン、さつまいものせいろ蒸し。白ごはんさんのレシピで、何度も炊いて冷凍してあったとうもろこしごはんもこれで終わり。あとは生のまま冷凍してあるのが1本と、ゆでて粒だけとってあるのがあるので、今年はまだまだ楽しめそう。去年はゆでてカットして冷凍しておいたけれど、解凍すると今いち美味しくなくて、もったいなかった。店に行く前に、ご近所仲間のこのみちゃんが名東区で9月中旬オープンを目指して鋭意工事中のパン屋さん、vattenに陣中見舞いに行く。夫のゆうたくんは昨年、TEMPORAの内装を手掛けてくれた建築士。大工もできるし図面もひけるというマルチな人で、今回もほとんどふたりでやっている様子。レンガ組みの階段や、壁のタイルなど、地道な作業の大変さを聞きながらよくぞここまで…と感慨深い。オーブンも入ってるし、もうすぐにでも開店できそう!というと、まだファザードが手つかずとのことで、ここもブロックガラスを手作業で組んでいくのだそう。なんということでしょう…。それでもふたりが、特にこのみちゃんが、ここに冷蔵ケースを置いてサンドイッチやチーズも、とか、ゆくゆくは棚を設置して物販もしたりしたい、とか、目を輝かせて話していて、こっちまで楽しくなる。何かを作っている途中って、なんて自由で、楽しい時間なんだろう、と話しながら帰っていたら、たかみくんからLINE。「ちょうど一年前の今日も、お店を作ってましたね!」とTEMPORA作業中の写真を送ってきてくれた。精神的なプレッシャーは辛かったけれど、ずっと楽しいWORK IN PROGRESSの3か月だった。しかし今は、よき思い出に浸っている場合ではない。明日から店を開けなければいけない。手付かずにしてきたあれこれ、見て見ぬふりをしている場所が気になるが、一旦開けた蓋をもう一度閉じて、とりあえず片付ける。正直、一度も店が完成した、と思えたことはない。いつでも「とりあえず」、いつでも途上。ここから新しい棚、新しい棚割りに感覚を馴染ませて、棚を育てていく。昼にこのみちゃん、ゆうたくんとご近所ソウルフード、パンダらーめんの話で盛り上がって、すっかりパンダの口になってしまった。胃弱以降、はじめてラーメン食べるかも。私はいつものサッポロ味噌ラーメン、よっさんは迷いに迷って台湾ラーメンと唐揚げ。いつ来ても大人気で、店の外にまで待っている人たちがいた。試写で映画『さとこはいつも』。3人のさとこが、”自分の物語”を書きはじめる瞬間。特に、はじめに誰かに読んでもらうその時の、読んでいる人の表情には、ぐっとくるものがあった。
EXHIBITION INFORMATION

KOKOLIS exhibition vol.17
2025年9月3日(木)~7日(月)
※最終日は19時まで
革鞄・革小物ブランドKOKOLIS(ココリス)17回目の展示受注会。
新作はちょっとだけスポーティな雰囲気のショルダーバッグ。しなやかに体に馴染む、使い心地のよいバッグです。
また今回はアパレルブランドYP. @__yp.__ のお洋服も併せて展示販売いたします。
服とバッグのコーディネート提案。ダブルネームでの新しいアイテムも企画しています!
※KOKOLISの商品は基本的に受注生産となります(一部即売品もございます)。
展示品をベースに、革色や糸色、仕様をお選びいただけます。商品は3~4ヶ月後のお渡しとなります。
※YP. の商品は即売品のみとなります。すべてこの展示のために制作した一点ものの作品となります。
KOKOLIS
ハンドメイドの革鞄と小物のオーダーメイドブランド。気張らず使いやすいデザインと、長く愛用できる丈夫で丁寧なつくりにこだわり、デザインから染色、縫製、仕上げまで、一点一点すべて手作業で制作しています。
http://www.kokolis.jp/
instagram : kokolis_sk

渡邉紘子 個展『想像の昼寝』
2026年9月12日(土)~9月27日(日)
※9月22日(火祝)は営業、9月24日(木)は振替休業となります。
布やガラス、紙など身近な素材を組み合わせ、日常に潜む小さな喜びや記憶をすくい上げる立体作品/インスタレーションを制作するアーティスト、渡邉紘子の個展を開催します。
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「想像の昼寝」
このタイトルに至るまでには、「自分のまね」→「マネ」→「草上の昼食」→「想像の昼寝」という連想がありました。
(「草上(そうじょう)」を上手く発音できず、「昼食」と書きたいのにどうしても「昼寝」と書いてしまうことから生まれた言葉です。)
初めのうちは全くやったことのない表現に挑もうと試行錯誤していたのですが、途中でとても辛くなってしまいました。
そんな中、ふと思いついた展示風景が、以前自分が作ったものとよく似ていることに気がつきました。
人のまねはもちろん、自分の過去作の焼き直しもしたくない。そう思っていたはずなのに、何かを作るということは、結局自分の中にあるものを引き出し、知らず知らずのうちに「自分のまね」を繰り返していることなのかもしれない。それならいっそのこと意識的に「自分のまね」をしてみようと決めたら、新しいアイデアが浮かんできたりもしています。
『草上の昼食』を描いたマネ自身も過去の名画から着想を得ており、その作品もまた多くの作家によってオマージュされ続けていることを知りました。
「まね」から始まった制作にまだ少し抵抗感を抱きつつも、このタイトルのように思考を連想させ、まだ知らない場所へ辿り着くことができたらと思っています。
渡邉紘子
1981年生まれ。多摩美術大学 テキスタイルデザイン専攻卒業。University of Art and Design Helsinki留学。日常の小さな出来事をテーマに、布やガラスなどを使用したオブジェやインスタレーションを制作している。2020年 代々木上原にアトリエ兼多目的スペース「April Shop」をオープン。
https://www.instagram.com/hirocoro43/
♪ Now Listening
みかん / メコン
すっごい乱暴に例えるなら、ネバヤンとMONO NO AWAREを足して2で割った感じなんだけど、いろんなバランスが非常に丁度良くて、ソングライティングも素晴らしくずっと聴いていられる。よいバンドだな~。
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