NEWSLETTER FROM ON READING 2025.03.21

名古屋のbookshop & gallery ON READINGから、週に一度のニュースレターをお届けします。
ON READING 2025.03.21
誰でも

こんにちは、ON READINGの黒田義隆(義)と黒田杏子(杏)です。いよいよ花粉の季節到来。暖かくなってきた~、嬉しい~、と思っていたらこれだ。ドラッグストアに走り、ちょっと高めのしっとりティッシュを迷うことなく買う。アイボンも目薬も手に入れた。この時期は洗濯物を外に干すのもためらわれる。つら、、、。これ効きますよ、という裏技かなにかあれば教えてください。(義)

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EVENT INFORMATION

出張 やまだしん灸 at ON READING
次回開催日:2025年4月4日(金)、5日(土)
料金:6,000円(税込)※お支払いは現金でお願いいたします。
施術:約1時間 ※施術は完全個室状態で行います。
ご予約:https://onreading.jp/event/yamada_shinkyu/

5日(土)は埋まりましたが、4日(金)は、まだ空いておりますよ~!
やさしい「はり」とあたたかい「お灸」でぜひリフレッシュを!

SHIN SASAKUBO GUITAR SOLO TOUR 2025 at ON READING
日程:2025年4月16日(水)
時間: 開場 19:00 開演 19:30~
入場料:3,000円(要予約)
詳細・予約:https://onreading.jp/event/0416/

Sam GendelやFabiano do Nascimento、Carlos Ninoなど世界の名だたる音楽家たちとのコラボレーション作品も多数発表している、埼玉県秩父市出身の作曲家/ギタリスト・笹久保伸(SHIN SASAKUBO)のギターソロ・ライブを開催します。

4月には、モザンビークのパーカッション奏者・Matchume Zangoとのニューアルバム『KALAMUKA』をリリース。笹久保にとって通算42作目のアルバムとなります。アンデスギターの魔術的リアリズムの世界、アイデンティティである秩父の呪術的/魔術的な世界、近年の共演者たちと音楽を作る中で体感して音世界。笹久保伸にしか鳴らせない、至高の音楽を是非お楽しみください。

千種創一歌集『あやとり』刊行記念トークイベント
日程:2025年4月23日(水)
時間: 開場 19:00 開演 19:30~
入場料:1,500円(ON READINGお買物券500円分付)
定員:25名(要予約)
予約:https://onreading.jp/event/ayatori/

 千種創一による、『砂丘律』『千夜曳獏』に続くコンセプチュアルな最新歌集『あやとり』(短歌研究社)の刊行を記念して、トークイベントを開催します。

昨年開催された「アートサイト名古屋城2024」の出展作品についても触れながら、収録作品について、創作についてのお話を伺うほか、名古屋弁で書かれた作品の朗読も予定しています。イベント終了後にはサイン会も行いますので、ぜひご参加ください。

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入荷情報 PICK UP

ニーニとネーネ vol.1 / 植本一子
写真家として、文筆家として、その類稀なる才能を発揮している植本一子による写真集。癌を発症した飼い猫のニーニと、ネーネとの暮らし。vol.2とあわせてどうぞ。

声影記 / 小原奈実
 第56回角川短歌賞次席に輝いた新鋭歌人による待望の第一歌集。2008年の10代、20代、2021年まで製作した304首を収録。
カーテンに鳥の影はやし速かりしのちつくづくと白きカーテン 

飛鳥 | 藤原 / 石川直樹
人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている写真家、石川直樹。本作は、石川が奈良県の中央部に広がる飛鳥・藤原地域を5年間にわたって度々訪れ撮影したシリーズ。めちゃくちゃよいです。

All the Dreamers / Nguan
世界中の様々な媒体でも活躍中の、シンガポール出身のフォトグラファー、Nguanによる写真集。本作『All the Dreamers』は、ニューヨーク市マンハッタンのホワイトホールとスタテンアイランドのセント・ジョージ間を航行するフェリーに乗る、ニューヨーカーたちの姿を捉えたシリーズ。  

IMPOSSIBLE ISLAND / Henry Roy
『purple』をはじめファッション・フォトを中心に世界中で活躍する、ハイチ出身のフォトグラファー、Henry Royによる写真集。太陽の光、アニミスティックな感性、帝国主義的な枠組みの否定。ロマンチックで詩的なイメージは、哲学的な思索に観る者を誘う。

moon echo / 大町晃平
歴史や科学、身近な主題を着想源にし、生命を主なテーマに扱うアーティスト、フォトグラファーの大町晃平による作品集。本作は、2020年から2023年までの月を撮影したシリーズ。月を胎児に見立て、撮影した写真をエコー写真に使用されている感熱紙にプリントした作品群。  

REVUE FAIRE – TO LOOK AT THINGS #22 - SPECIAL ISSUE: ARTISTS POSTERS
フランス発のグラフィックデザイン誌『レヴュ・フェール(REVUE FAIRE)』。第22号は、「アーティスト・ポスター」をテーマとした72ページ構成の特別号。  

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RECOMMEND BOOK !

書くという行為のただなかにおいて、私たちは具体的に選ばれる言語との関係、具体的に選ばれる表現ジャンルと関わりながら、みずからの思考を変形させていくのだ。
教育装置のある生活――新しい生活(表現)様式としての「日記」/ 鈴木一平より

自らの第一詩集『灰と家』(エルスール財団新人賞)に、詩の形式の一種として「日記」を収録して以降、様々なかたちで「日記」を論じ制作してきた詩人・鈴木一平による、日記論+日記集成。

新型コロナウイルス感染症拡大とともに盛んに書かれるようになった「日記」。

コロナ禍において人々が感染拡大防止のためにみずからの生活を律し、他者の生活を注意深く監視するなかで、それと並行して(歴史上、教育・監視装置としての側面を持ってきた)「日記」という表現ジャンルが多くの人々によって書かれたということには、はたしてどのような意味があったのか。

そしてその後、現在に至るまで続く「日記」ブームとは、言語表現にとって可能性なのか、それとも危うさなのか。

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枝葉末節な日々

今週の担当:(杏)

3/14(金)  朝、名東区の私設図書館もんへ。編集委員を務めている『なごや文化情報』というフリーペーパーで、地域のマイクロ/まちライブラリー、私設図書館の取り組みについて紹介する記事を書くため、館長のつっちーに取材をさせてもらった。私たちと同じく、本を扱っている場所ではあるが、やっていることは全く違う。「商品」ではない本は、空間の中でどのような作用をもたらすのか、本は「道具」としてどのような可能性があるのか、「本のある場所」を営んでいる方々の言葉から探っていきたいと思う。なんやかんや楽しく話しているうち、時計を読み間違えていることが判明しバタバタと店に帰る。ギリギリ遅刻だった。隙を見てSUNのパンを食べる。ウィンナーパン、チョコドーナツ。今日はあたたかく、いよいよ花粉を感じる。今週末、犬山の「古本屋かえりみち」にて、「書く」という営みについてのイベントに出るので、いぬのせなか座の『座談会9』や、鈴木一平さん『教育装置のある生活』などを読みつつ、普段から考えていることなどをつらつらと思い出している。トークイベントはかすがい市民文化財団で「自分史」事業をしている山川愛さん、フィールドワーカーの古橋敬一さんと一緒なので、聞くこと話すこと、日記という行為、日々を記録するということ、書くという時間など、いろんな視点がありそうで楽しみ。閉店後、外に出ると空気が冷たい。よっさんは気を抜いてすっかり春めいた恰好をしていたので、寒くて震えている。夜、鶏肉のテリヤキ、青梗菜のソテー。えのきと白菜の味噌汁。

3/15(土)  朝、目をあけるとそこに、ふわふわの毛がある。はっちゃんが私とよっさんの枕の真ん中で寝ているのだ。普段は足元で寝ていることが多いのだけど、急に寒さが戻り猫も寒いのだろう。柔らかくてあたたかくて、ゴロゴロ音を聞きながら撫でているとまた寝てしまう。そんなことを繰り返していたら、すっかり二人とも寝坊をしてしまった。朝はごはんを食べる予定だったのだが、そんな時間はない。塩昆布を混ぜておにぎりにして、ラップでくるんで飛び出すはめになった。今日は一日中、雨がそぼ降っていた。兵庫から来てくださったというご婦人が「『暮しの手帖』を見てきました」と声をかけてくださる。すこし前から『暮しの手帖』の全国の本屋がかわるがわる登場し、テーマに沿う本を紹介するページに参加している。ちなみに今も、これから3回目を書くために選書案を出したところ。「いつも読んでらっしゃるんですか?」と聞くと、「はい、もう何十年も!」と。『暮しの手帖』の読者の方は、感想のお葉書をくださったり、初めて掲載されたときには、近所の方が「見ましたよ」とすぐに来てくださったり。雑誌の中ではサブコンテンツだと思うのだが、そういうところまで読んでくださっているというのは、読者からの厚い信頼を得ていてこそ。こちらも背筋が伸びる。
山川さん、古橋さんが尹雄大さんとやっているポッドキャスト「そしておしゃべりは続く」を聴く。「自分史」を提唱した色川大吉さんについて、「庶民」について、「孤独」についてなどなど。久しぶりに聴いたけどやっぱり面白いな~。「Knitting ’n Stitching Archives.」のことも話題にしてくださってありがたい。夜、白菜、豆腐、しいたけ、えのき茸で豚しゃぶ。

3/16(日)  朝、景子さんとおかげ庵でモーニング。ところがめちゃくちゃ混んでいた。15分くらい待って入店。おにぎりセットのモーニングに、団子を追加でオーダーし、テーブルの上で焼きながら食べる。景子さんにと、最近お気に入りの浜松餃子を冷凍庫から持ってきたけど、賞味期限がとっくの昔に切れていて、渡すのをやめる。台湾から帰ってきてからの近況報告など。今日も一日中雨。クオンから、寄稿した『韓国・朝鮮の心を読む』が届く。当初の予定から発売が大幅延期したこともあって、自分が書いた文章だけど、へえ、こんなこと書いていたのかと思う。この原稿を書いていたのは2023年の夏。同じ時期にもうひとつ、自分としては大きな宿題のような原稿と〆切が被っていて、こちらは割と楽しく書けた覚えがある。本書は、日韓の122人の執筆者が「韓国のこころ」をテーマに本を選んで文章を寄せていて、読み応え抜群。300タイトルもの本が紹介されている。夜、件の賞味期限切れの浜松餃子を水餃子で。冷凍ごはんと、なけなしのキムチでほんのりキムチチャーハン、もやしとわかめの中華スープ。

3/17(月)  朝、昨日景子さんにもらった二兎の食パンをトースト、ゆで卵。二兎のパン、やっぱりめちゃくちゃ美味しく、「く~」と一口ずつかみしめながら食べる。なんていっていいのか、「味」がするんだよな。ゆっくりじっくり話したい久しぶりの人が二人、同タイミングで現れてしまって嬉しいパニック。一人は、学生の頃からの友人、清水くんが大須に「dew」という名の靴の修理屋を始めるよというおめでたい話。(the poemさんの近くなので皆さま是非。腕は確かです。)もう一人とは、おそらく会うのは6、7年ぶりくらいなのだろうか。私たちを頼って会いに来てくれたということ自体に感激しつつ、笑顔で見送った後も、これでよかったのかな、と二人で話す。もっと話したいこと、聞きたいことがあったのかもしれない。もどかしい。閉店後、Uさんと秋の期間限定ショップについての打ち合わせ。不確定要素が山積だけど、まあ楽しくやっていきましょう。終了後、残務を片付けながら一社の常楽飯店の海鮮ラーメンのこと考えていたら、よっさんが「なんかラーメンでも食べたい気持ち」と言う。奇遇ですね。というわけで、常楽飯店で、海鮮ラーメン、焼小籠包、よっさんはチンジャオロースー定食。

3/18(火)  だらだら起きて、よっさんがChatGPTに相談して作ったツナと青梗菜のパスタを食べ、名古屋市美術館でようやくのフォロン展。先週のクレーもそうだが結局最終週になってしまった。会場はお客さんでいっぱい。ただいまON READINGで開催中の木村和平展は、このフォロン展と連動しており、フォロンゆかりの地や、フォロンが見たかもしれない風景、フォロンもきっとシャッターを切っただろうモチーフなど、フォロンの足跡と視線を追体験するような写真作品を展示している。展覧会自体がそうした構成になっていたこともあって、美術館を出た後、街路樹の木々の枝がぐにゃぐにゃと伸びているのを見て「フォロンみたい」と思ったりする。まったく単純すぎるが、これも抗えない作品鑑賞の喜びのひとつだと思う。最近は、年表を見るのも好きになった。子どもの頃は展示の年表は飛ばしてたが「いつ、どのように紹介されたか」の歴史って興味深い。たまたま地元でやっていた展覧会を若いころに見て、ガツンと影響されて絵を描き始めた人がのちにアーティストになるということも多々あるだろう。クレーの今回の展示は、これまでの日本での受容のされ方に対する批評になっていて面白かった。久しぶりに常設展も見る。エド・ルシャ、シュナーベル、キーファー、ナム・ジュン・パイク、ルフィーノ・タマヨ、バスキア、フンベルトヴァッサーなどなど。レイトショーまで時間があるので、タチヤに行く。タチヤは生鮮食品が安くて活気があって、もりもり野菜を買えるので行くと元気になる。特に、火曜の夕方は翌日が定休日のため売りつくしセールになる。時間的に、まだちょっと早いかなと思いきや、大間違い。ちょっと遅かった。もうなーんにもない。ちょうど、最後のタイムセールでじゃんじゃん安くしていて、プチトマトのコーナーに人だかり。なけなしのプチトマト、さやえんどう、いちごなどをなんとかカゴに入れてうろうろ。魚も肉もとあれこれ買いたいところだけど、もうなーんにもない。ウニの隣に、「クリオネ 2980円」とPOPがあり、小瓶の中を除くと小さい小さいクリオネがすい~すい~と泳いでいる。クリオネってこんなふうに売られているんだ…。うろうろしていたおかげで、刺身が少しずつ、売り場に戻っていた。たぶん、売りつくしの勢いに押されて血迷ってつかんだものの、よく考えたらこんなに食べれない、となったのだろう。無事、ブリのお刺身をゲット。よっさんもなにか肉のパックを持っている。一旦家に帰って、BRUNOで焼肉。鶏のせせり、牛ロース、たまねぎ、もやし。レイトショーで『ロングレッグス』。悪魔信仰×機能不全家族×ニコラスケイジ。どうせだめだろう…と期待薄で見たところ、予想に反して面白かった。捜査資料を模した大島依提亜さんデザインのパンフももちろん購入。帰宅後、イスラエル空爆のニュースに呆然。

3/19(水)  朝、よっさんはシャトレーゼのメロンパン、私は二兎の食パン。スナップエンドウ、目玉焼き、ウィンナー、プチトマト。明日から始まる片岡俊さんの展示搬入。片岡さんは、祖父が半世紀に渡って手入れしていた庭を撮り続けている。自身の作品を、常に途中経過で完成しないもの、ととらえているそう。それはご自身が撮られている庭と同じ。庭の主がいなくなったあとも、庭には植物や虫たちの絶え間ない生がある。近年取り組んでいるサイアノタイプの作品は、その庭で制作されていて、その庭の植物と太陽の光によってできている。石を支持体にした作品もあってあれこれ質問してしまう。まるで青く光る化石のよう。長い長い石の生のなかのほんの一瞬、石が見た風景、とも言えるだろうか。夜、ブリのお刺身、豆腐とさやえんどう、あおさのすまし汁、にんじんと大根、プチトマトのクミンピクルス。食後、2話だけ見てそのまま放置していた「イカゲーム2」の続きを見る。作業しながら見ようと思っていたのに、結果、夢中になって続けて3話みてしまう。さすが、うまいこと出来てるな…。ちなみに私は「イカゲーム1」は見ていない。

3/20(木)  朝、二兎の食パン、スナップエンドウ、ブロッコリー、ウィンナー、デコポン、苺。食卓が春めいている。祝日らしくたくさんご来店いただいた。いろいろと考えなければならないことも予定も〆切も詰まってきているけど、いまいちすぐに取り掛かれない&片付けられないことが多くて、頭の中が混みあってきている。High(er) Magazineのpodcastでいつか言ってた気がするけど「タブがいっぱいひらいている状態」てやつ。私は実際、こうしている今もパソコンのタブが15開いている。これは少ない方。オンラインショップの管理画面が二つ、X、Googleドライブのホーム画面が二つ、スプレッドシート、Googleドキュメント、気になっているトークイベントの配信購入画面、ネットニュース…。とっちらかっている。年をとるごとにマルチタスクが出来なくなってきているな、と感じて慄いているけれど、別に年をとったからではなくタスクが増えたのでは、という話もある。しかし、先日つっちーに見てもらった星読みでは「少々のマルチタスクはあった方が落ち着く」と言っていて、それもまた、たしかに、と思う。ぐぐっとひとつのことだけに集中したいという気持ちとそれができる人への憧れは常にあるが、興味関心がとっちらかったままで日々を乗りこなしていく軽薄さを持っているからできる仕事をしているとも思う。夜、チキンカレー、ニンジンツナサラダ、昨日のすまし汁、ピクルス。食後「イカゲーム2」を最後まで。

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EXHIBITION INFORMATION

【EXHIBITION】2025年2月27日(木)~3月23日(日)at ON READING店内
木村和平 写真展『フォロンを追いかけて touching FOLON』

今週末まで!
名古屋市美術館で開催中の展覧会「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」の会期後半にあわせ、2月27日より木村和平の写真展「フォロンを追いかけて touching FOLON」をON READINGで開催しております。 展示作品(額装プリント)も販売しておりますのでお見逃しなく!  (ありえないくらいの破格です。え?買いでしょ!)    

【EXHIBITION】2025年3月20日(木)~3月31日(月)at ON READING GALLERY
片岡俊 個展『Life Works』

今週末は作家も在廊します。ぜひお話聞きに来てください。

2024年に赤々舎より刊行された、片岡俊による写真集『Life Works』の作品展を開催します。

半世紀以上にわたりその庭で、野菜や植物を育て、草をむしり水を撒いてきた祖父の営み。鬱蒼と育っては枯れるを繰り返す、自生する植物の存在 ──。自由に育つ植物と祖父の手。その二つが交差した時間は伯父へと受け継がれ、新たな育ちの場として人の影を写しながら絶え間ない変化と循環を繰り返しています。本展では写真集『Life Works』から選ばれた写真を新たに再構成し展開します。そして近年、「LifeWorks」の庭で制作されている写真の古典技法であるサイアノタイプによる新作も発表します。その場所の土に含まれた水分や、照らされた太陽によって生み出された青。変化の途中にある庭という空間に存在していた揺らぎが、層を重ねるように写し込まれています。

【EXHIBITION】2025年4月12日(木)~ 4月14日(月)at ON READING GALLERY
イイダ傘店『令和七年春 受注会』
※12 時~18 時 ( 最終日17 時まで)

日傘・雨傘を布地からデザインし、一本ずつ手作りする傘屋『イイダ傘店』の受注会を開催します。

【EXHIBITION】2025年4月18日(金)~ 4月21日(月)at ON READING GALLERY
ヴァダアンティークスのやちむん市 “KOBO MACHIHIKO EXHIBITION”

毎年恒例のやちむんイベント。今年は・工房マチヒコの個展を開催いたします。沖縄から届いた沢山のうつわが並びます。どうぞ端正な器をお楽しみください!

4月18日(金) 12:00~19:00
4月19日(土) 12:00~19:00
4月20日(日) 12:00~19:00
4月21日(月) 12:00~16:00

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♪ Now Listening

Till the Morning / Brian D’Addario

The Lemon Twigsのダダリオ兄弟の兄、ブライアン・ダダリオによる初のソロ・アルバム。とはいえ、ほとんどの楽曲は弟のマイケル・ダダリオと共にレコーディングしたというから、もうそれ、The Lemon Twigsでいいじゃん、とも思う。が、The Lemon Twigsよりは、若干落ち着いた感じなのかな。バラードっぽいのも多いし。なんにせよ本当に素晴らしいミュージシャンだこと。

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今週はこのあたりで。

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