NEWSLETTER FROM ON READING 2026.05.22

こんにちは、ON READINGの黒田義隆(義)と黒田杏子(杏)です。今日から森、道、市場ですね!名古屋近郊だけに限らず、全国各地の名だたるお店やアーティストが蒲郡に大集合~!な大人気イベントですが、ON READINGは東山公園で通常営業です。みんな森道に行っちゃうから名古屋はすっからかん、かと思いきや、遠方から来られた方々や出店者の皆さんが森道前後で寄ってくださるので、毎年楽しく過ごさせていただいています。(出店者の皆さんファイトです~!)森道に行かれる方もそうでない方も、今週も皆さまのお越しをお待ちしております。(杏)
NEWS / EVENT

湯浅景子 個展『365日、マル』の関連企画として、6月14日(日)に、組立式茶室「光凪」お披露目茶会を開催します。残席3枠です。ご希望の方はお早めに~。
ご予約受付・詳細:https://onreading.jp/exhibition/yuasakeiko_maru/
時間:12:00~20:00(各回15分ほど)
入場料:5,500円(税込)
〇湯浅景子の小作品(ドローイング)付き
〇茶・菓子:菓子屋おむすび https://www.instagram.com/kashiyaomusubi/
一畳ほどの茶室に、お一人様15分程の滞在が可能です。(茶・菓子付き)
組立式茶室「光凪」| 湯浅景子
副葬品の冥銭の金箔を絵の具を重ねた台紙へと剥がし移し取ることで反射を抑え、不揃いの小さな紙片にしたものを一枚ずつ貼り重ねた壁面からなる茶室作品。光量と光の差す角度で色調が変わリ、時間とともに見え方も変化します。朝夕の陽光や月光に照らされて優しく揺らぎ続ける凪の海のように、穏やかな光子が溢れる景色の一部となれば本望です。

世界をきちんとあじわうためのデッサン教室
6月21日(日)、7月12日(日) の予約受付を開始しました。
こちらも既に残席僅か~。
時間:9:45~11:45
料金:3,000円 ※当日、現金にてお支払いください。
部長:高橋天真音さん
定員:5名
予約・詳細:https://onreading.jp/event/dessin_club/
わたしは、それをどのように見ているのだろう。
それは、この世界にどのように存在しているのだろう。
上手に描くことだけを目指すのではなく、デッサンという過程そのものにひたること。
世界をもう少し深くあじわうためのデッサン教室です。
入荷情報 PICK UP
・瀬戸一洋 / 星空のピルグリム
写真家・瀬戸一洋が、88の星座を手がかりに記憶や時間を辿る詩集。神話や科学、家族の記憶や失われた風景が夜空の下で静かに交差し、散らばった記憶を結び直していく。言葉と光で描かれる、孤独とつながりの物語。
・夫は松田龍平じゃないけれど / 堀静香
家庭内で王様と呼ばれる歌人・エッセイストの、いきいき元気に考え過ぎる日々。『せいいっぱいの悪口』『がっこうはじごく』著者、最新エッセイ集。
・楽しかったね でも 呪われていたね / 鈴木彩可
「どうせ私なんて」――若い頃、自分にそんな呪いをかけながら生きていた著者が、過去の自分と静かに向き合い綴ったエッセイ。痛みや後悔も抱えたまま、自分を少しずつ肯定していく言葉が、そっと心に寄り添います。
・たった一人の読者を生きる / 荒井裕樹
『まとまらない言葉を生きる』の著者・荒井裕樹が綴る、“たった一人の読者を生きる”という経験。誰にも知られていなくても、自分の心を深く揺らす物語――そんな小さく大切な感情を守り、他者の物語へとつながっていく12篇のエッセイ。
・いそがない冒険 / 山若将也
締切と成功を追い続け、倒れてしまった編集者が辿り着いたのは、“いそがない”という生き方。歩くこと、読むこと、働くことをあえて遅くすることで、見慣れた日常は新しい冒険へと変わっていく。「遅さ」の実践と思索を綴った一冊。
・生活の実践 「足るを知る」と世界が治る / 有太マン
「有太マン」というペンネームで、ストリートカルチャーからアート、社会課題まで、多数の媒体で執筆活動を展開している「有太マン」こと、アーティスト・平井有太が、「3・11」をきっかけに福島に移住し、エネルギーの現場に飛び込み考え続けた「誰でもできる」社会との向き合い方の実践の記録。
・雑考 3 / 朝倉圭一
飛騨高山の工藝店「やわい屋」店主の朝倉圭一による雑文集。今回のテーマは、“関係の美”。柳宗悦によって名付けられた「民藝」が、今日までどのような歩みを辿ってきたのかを、柳宗理、秋岡芳夫、三宅忠一らの思想と実践を通して考察した一冊です。
・VACANCES バカンス 7 希望
心のバカンスを追い求めるカルチャー雑誌『VACANCES(バカンス)』。第7号のテーマは、「希望」。絶望がすぐそばにある今の時代だからこそ本来の意味の希望を改めて考え、自分の足元にある大事なもの、近くにあるのに見逃していたものを拾い集める試み。
・何も起きない夜日記
特別な出来事もなく終わる平日の夜。介護ヘルパー、会社員、書店主、農業従事者など17人が、それぞれの「いつもの夜」に抱える不安や孤独、小さな喜びを綴るエッセイ集。何も起きない夜を、少しだけ愛せるようになる一冊。
・熊彫図鑑 第2版 / 東京903会
おそらく最後の再入荷です!スイスから渡り、北海道・八雲で独自の文化として花開いた木彫り熊。本書は安藤夏樹コレクションを中心に約220点を収録し、柴崎重行、茂木多喜治、根本勲、引間二郎ら名工たちの作品、証言、歴史やルーツまでを辿る、八雲の熊彫決定版『熊彫図鑑』。
・たしかに熊だが / いなもあきこ
こちらも再入荷!北海道・八雲の木彫り熊はいかに生まれたのか――。スイスから持ち帰られた一体の熊を起点に、激動の大正・昭和初期を生きた若者たちの青春と挑戦を描く時代小説。綿密な取材をもとに7年をかけて書き上げられた大作で、柴崎重行や根本勲ら、熊彫史に名を残す人物たちも登場。史実と物語が交差する、熊彫ファン必読の一冊です。
・[SIGNED] ROAD TO THE FARM / Ola Rindal
日本でも人気のノルウェー人フォトグラファー、Ola Rindal の作品集。作者が幼少期を過ごした、ノルウェー・フォーヴァングの農場へと続く道。その風景を約60点の写真で辿りながら、光や季節、空気の揺らぎ、日常のささやかな気配を静かにすくい取った一冊です。ひとつの場所に繰り返し向き合うことで、親密な記憶と時間の流れがゆるやかに立ち上がってきます。
・Translucent & Roses / 半透明と薔薇 / fujico
名古屋ではおなじみの人気フォトグラファー・fujico による初の写真集。世界11ヶ国34都市を巡り撮影した172点を収録。人物や風景を超えて、旅先で出会った空気や気配を繊細な眼差しで写し出した一冊です。
・Pneuma / 遠藤文香 Ayaka Endo
アートからファッション、コマーシャルまで横断的に活動するフォトグラファー・遠藤文香 による写真集。古代ギリシア語で「息」「風」「魂」を意味する“Pneuma”を手がかりに、岩手・遠野の草原で馬たちと向き合った作品です。人と馬の境界がゆるやかに溶け合う風景のなかで、身体感覚と言葉以前の気配を繊細に写し出し、生命の静かな呼吸を感じさせる一冊。
・Just by / 三澤遥
ものごとの奥に潜む原理を観察し、そこから引き出した未知の可能性を視覚化する試みを、実験的なアプローチによって続けている注目のデザイナー、三澤遥の作品集。本作は、第25回亀倉雄策賞受賞記念として2023年にクリエイションギャラリーG8にて開催され個展『Just by | だけ しか たった』の展示空間で立ち上がった思考を、紙上で再編集した作品集。
・【ご予約受付中(6月上旬入荷予定)】photographs / 奥山由之
国内外で注目を集める写真家・奥山由之 による写真集。『flowers』『windows』に続く三部作完結編となる本作では、押し入れから見つかった100冊以上の家族アルバムを起点に、自身のルーツと向き合います。家族写真に刻まれた記憶や時間は、やがて見る者それぞれの記憶へとひらかれ、「継承と自律」という普遍的な問いを静かに浮かび上がらせます。布装や手触りに至るまで、家族のアルバムのような親密さを宿した一冊。
RECOMMEND BOOK !
音楽というのは本来、能動的なものです。listening(聴くこと)はhearing(聞こえること)ではないからです。(中略)音を追っているし、理解しようとしているし、考えているからです。精神的に参加しているのです。もし本当に適切に聴いているなら、自分がその音楽の一部であると感じることができるでしょう。(マイケル・スピッツァー)
巨大な社会システムに封じられた人間の創造性の解放を促す雑誌『新百姓』。
今号の特集は「音を楽しむ」。
音に身をまかせ、自由にからだを動かすとき、生きてる~!と実感できる。空間と一体になった音楽を聴きながら、自分の輪郭も溶かしていく。わたしたちの生活と、音は切っても切り離せないもの。
世界最高齢DJとして知られる SUMIROCK、『 音楽の人類史 』の著者で音楽学者の マイケル・スピッツァー、音と遊ぶ天才!な野村誠さん をはじめ、多彩な探究者たちへのインタビューや対話を収録。「共遊楽器」、音楽と統制、微かな音に耳を澄ます身体感覚など、文明・文化と価値、テクノロジー、知恵と技という複数の視点から、「音を楽しむ」の常識を問い直していきます。
「音」は、作品としてだけ存在するものではなく、私たちの感覚や世界の見え方そのものを揺さぶる存在。本書は、音の自由さ、温かさ、奥深さに触れながら、「音を楽しむ」という営みに宿る創造の喜びをあらためて見つめ直せる一冊です。
白鳥の拝殿踊りについても書かれていて、心の下駄がカランコロンと鳴りました!!!今年もまもなくシーズンが始まりますね~。
枝葉末節な日々
今週の担当:(義)
5/15(金) 朝、二兎のパン、サラダ、コーヒー。今日は出張やまだしん灸の日。10時半に出勤。近隣のコインパーキングが平日なのにこんなに混んでいるの珍しいな。連休も終わったばっかりなのに。ぼちぼちお客さんも多く、ちょっと落ち着いた週末くらいの売上が立って助かる。「わたしたちBooks」という新しく立ち上げたばかりの版元の和田さんが新刊のご案内でご来店。今は亡き、画家だった祖父の伊藤髙義さんが遺した大量のメキシコの民芸品をまとめた本を見せてくれた。髙義さんは生前、長久手に住んでいて、北川民次の教え子?お弟子さんだったようで、何度もメキシコに行っていたみたい。行くたびに買っていた民芸品や衣料品などは、家一軒がパンパンになるほどだったという。その貴重なコレクションの中から240点を掲載していて資料性も高く、見応え十分。ブックデザインも白い立体の吉田さんで本当に素晴らしい仕上がり。即決で発注して(5月末くらいの入荷予定)、年末年始に刊行記念展も開催させていただくことになった。(長久手に住んでいたメキシコ民芸コレクターの話、誰かに聞いたことあるな~と思っていたら、そうだ!以前Mさんに聞いた話だと後になって思い出した。)こういうまだ世に出る前の素晴らしい本の最初の読者になれるのが本屋をやっていていちばん気分が上がる瞬間かもしれない。夕方、セキュリティの強化でずっとエラーが起きてしまっていたメールトラブルをチャッピー(chatGPT)に相談。無事解決できた。AIは、こういうネットやPC系の相談がいちばん役立っているかも。少し前にXにポストしたOOKPIKのZINEの投稿が、プチバズっていたのに4冊しか注文がこない。いいねなんてまじであてにならないな、くそ~。。。夜ごはんは杏子が作ってくれた豚のこま切れ肉を丸めた酢豚的なる料理。はっちゃんの片目がしゅぱしゅぱして涙目になっている。心配。
5/16(土) 朝、焼き鮭、オニオンスープ、梅干し。梅干しはかつおだし味付けの甘いのが好み。はっちゃんの目、まだちょっと開けづらそう。気になるな。杏子はトークベントの登壇で犬山へ。やまださんから連絡で近隣のコインパーキングが軒並み満車とのこと。もしかしたら空いてるかもな駐車場を案内したら、丁度のタイミングで停められたみたい。ギリ間に合った。なんか動物園であったのかなと思って調べてみても、「世界マレーグマの日」とカバの福子のお誕生日くらいしか目立ったトピックも見当たらない。知らないだけで実は福子がめちゃ人気なのか? しかし、本屋の客足はぼ~ちぼち。ただし入荷は昨日に引き続きモリモリでなかなか手が回らず。いろいろ仕事を片付けていたらあっという間に9時半。帰宅して、インスタでみたビッグマック風タコスを作る。たしかにビッグマックっぽい味になる。マヨネーズ、ケチャップ、砂糖、ニンニクを混ぜたソースの味がそうさせるのか。量の具合がわからずふたつ作ったらお腹パンパンに。ひとつにしておけばよかった。ごろんとしていたら杏子が帰宅。トークイベントの打ち上げの方が長時間だったようだ。はっちゃん、元気は元気なのだがやっぱりまだ目がしゅぱしゅぱしている。明日、朝一で動物病院に行くことにする。
5/17(日) 朝イチで、近所の動物病院へ。目に傷はついたりしていないけど、軽い結膜炎になってるね、とのこと。目薬を処方してもらう。こらから一週間くらい目薬を差してあげないといけない。うまくいくのか。。。朝ごはんは昨日手際を覚えたビックマック風タコス再び。ひとつだったら朝ごはんにはちょうどいいかも。結構ヘルシーだし。今日は、都筑晶絵さんの製本ワークショップの日。都筑さんが角角然然のおにぎりを差し入れしてくれて、開始時間までみんなでぱくつく。おいしい。今回はじゃばら製本の回。ジャバラってパタパタ折るだけでしょと思う人もいるかもしれないが、綺麗に折るにはコツや技術がいるし、応用すると驚くような不思議な製本も可能となる。みんな集中して紙を折ったり切ったり貼ったり。見事な手捌きで綺麗に折っていく都筑さんの所作に惚れ惚れしてしまうが、簡単そうに見えてもそうはいかない。紙と仲良くなるには時間もかかる。後半は開き方によって表面が見えたり裏面が見えたりするJacob’s ladder bookという製本方法も教わる。作ることはできるのだが、なぜそうなるのかなかなか理解が追い付かない。魔法みたいだ。約4時間があっという間に終わる。ON READINGが開店して初めての企画展は、都筑さんと山元伸子さんとのユニット・ananas pressの展示だった。当時展示した作品も持ってきてくれていて、改めて見てもめちゃくちゃ素敵でセンスがほとばしっている。夜ごはんは、鶏肉、玉ねぎにかば焼きのタレをかけて炒めたもの。普通に美味しい。
5/18(月) 朝、二兎のパン、サラダ、コーヒー。製本ワークショップ2日目。都筑さんがチーロバの差し入れを。シン・タマゴサンドが本当に美味しすぎる。チーロバ、コーヒーカジタは自宅の近所なのに定休日がかぶっていてなかなか行けないな~と思っていたが、頑張って早起きすれば行けなくもないのか。今度頑張ってみる。今日はアルバム製本の回。今日は杏子が受講するので、自分は本屋の店番。溜まっていた品出しをしながらひたすらにオンラインショップの更新。ワークショップが終わって素敵な本が出来ていた。今度、杏子にやり方を教わろうと思う。夜は餃子。
5/18(火) 今日は定休日。朝から東京へ向かう。今日の旅のお供は、友田とんさんの『今を生きるための赤瀬川原平=尾辻克彦』。新幹線で一気に読了。この赤瀬川的な世界の面白がり方は、『世界をきちんとあじわうための本』にも通じるところがあって、つまりそれは友田とんさんの世界の面白がり方とも通じているということだ。一見すると「意味のないもの」や「手に負えないもの」を観察して、そこにだれも見つけていないような(誰かが既に見つけていてもいいのだけど)、「驚き」を自分で、自分なりに発見する。こういう姿勢こそが、楽しく“自分らしく”いきる唯一の手段だと思っている。尾辻克彦の小説を今まで読んだことがなかったが、俄然興味が湧いてきた。昔、古本で買ったけど読まずにそのままにしていた「ライカ同盟」が実家にあった気がする。今度帰ったら持ってこよう。10時半頃に東京着。目的地までの道すがら、google mapにピンが立っていた(誰かにおすすめされたのだと思うが経緯は思い出せない)、南青山のペルー料理店ALDOへ。ロモ・サルタードという牛肉と野菜の炒め物と、ロティサリーチキン。チキンがほろほろで美味しい。今回の旅の目的は、青山のギャラリー、Informationで開催中のJosé Quintanar(ホセ・キンタナー)の個展。Balmatというレコードレーベルのアートワークをずっと手掛けていたのをきっかけに知ってすぐ大ファンになり、ON READINGでも何タイトルか作品集を扱っているオランダのアーティスト。Informationのinstaで告知が流れてきて、日本で個展が開催される!しかも行ける日程!ということで小躍りしながら即、東京行きのスケジュールを組んだのだ。初個展ということで楽しみにしていた人も多いようで、4日目となった今日ですでに9割ちかく作品が売れていた。木製のパズルのような作品シリーズも狙っていたのだが完売している。ぐぬぬ、しかし、もちろんドローイングもどれもこれも素晴らしい。シンプルな数本の線、単純な図形、意味ありげでなさげな数字、僅かな色数の色面で描かれた抽象的なランドスケープ。なぜ、この作品に心が惹かれてしまうのか、その不思議さに興味が尽きない。悩みまくって、結局、それぞれお気に入りを一枚ずつ購入することにした。オーナーのYさんはON READINGのことも知っていてくれて、話していたら、黒田さんとはどこかでお会いしたことありますよね?と言われる。僕も話しているうちに、どこかで話したことがあるような気になってくるが、全然思い出せない。というかきっとお会いしたことはないと思う。お互いの知人のだれかにめっちゃ似てるのかもしれない、が、それもだれか思い出せない。もしかしたら前世で交流があったのかもしれない、なんて。不思議な感じ。共通の知人も多くて話も尽きなく、ついつい長居してしまう。よい時間だった。てくてく歩いて行って見たかったTHINK OF THINGSでお茶して、Playmountainで高橋獏さんの展示を覗く。いくつか欲しい!!となる作品もあったが、こちらもほぼほぼ完売していた。いいもんな~。人気だ~。さらにぐるりと歩いてワタリウム美術館のドナルド・ジャッドの展覧会へ。ジャッドがその後半生を捧げ、理想の芸術環境を構築したテキサス州マーファでの実践を展示するというもの。絵画、家具、建築、空間設計と横断しながら、そこにそれを置くこと/それがあることの効用・作用を、空間的・時間的にどこまでも考え抜いていたんだな~と。難しそうなこともたくさん言っていたので買った図録で勉強してみよう。夜ごはんは美術館近くのシャンウェイでフライドチキンを食べて帰路に。充実した一日。
5/19(水) 朝、トースト、サラダ。今日は、明日から店内で開催の柳本史さんの版画展『MAZURKA440』の搬入で、柳本さん夫妻が来てくれる。毎度、搬入はお任せしているのだが、今回も本当に手際よく、あっという間に完了。アンティークの額に入った、愛らしい猫の絵の版画たち。『MAZURKA440』は、柳本史さんと、音楽家で編集者でもある外間隆史さんによる画文集。ショパンのピアノ曲『マズルカ』を基調とした物語には一組の男女と、猫/牛/鹿/タクシー・ドライバーなどが登場。国分寺からアラスカへ跳ぶ、ドーナツと蒸発のせつなくもロマンチックなストーリー。造本も素敵なのでぜひ手に取ってもらいたい。柳本さんの作品は海外でも大人気で、早速、英語での問い合わせもバンバンきている。もちろん会場販売優先なので、作品ほしいという方はお早めに。営業終了間際に「土から生える」の水野さんとアミさんが出来立てほやほやの図録を持ってきてくれる。ついに。気合いの入った造本。いろいろ気持ちいいくらいにやり切っていて凄いな~と思う。夜、ホモ・サピエンスの道具研究会の山崎さんと定例のおしゃべり会。最近観たドラマやゲームなどのおしゃべりをしながら、ちょっとした気づきや引っ掛かりなどを留めていく。本当に気を付けていないと見過ごしてしまうようなことの中に、何を見つけられるか。山崎さんはずっとそれをやっている。後半は前回に引き続き「入る」について。まだ、廊下には出れるが「入れない」問題の解は見つからない。(見つからなくてもよい)。夜ごはんはコンビニでさくっと。
EXHIBITION INFORMATION

2026年5月21日(木)~6月7日(日) ON READING 店内展示スペース
柳本史 版画展『MAZURKA440』
未明編集室より刊行された『MAZURKA440』(文:外間隆史 絵:柳本史)の刊行を記念した展覧会を、ON READING店内展示スペースにて開催します。
本展では、収録作品の額装版画を展示、販売するほか、関連書籍、グッズなども販売いたします。
柳本史 Fumi Yanagimoto
大阪府 藤井寺市に生まれる。武蔵野美術大学大学院 彫刻コース卒業。小学生の時に毎日描き綴った観察日記が、絵を楽しむきっかけとなり今も尚、愛するものをもっと知りたくて絵を描く。作品集に『ひなたのにおい』(目の眼)2020、『だっこだっこ』(私家版)、『UTOUTO 柳本 史 版画集』2024(未明編集室)、著書に『雨犬』『銀座』(外間隆史 文/未明編集室)がある。東京郊外に家族・犬3匹・猫1匹・アヒル2羽・カメ1匹と共に暮らす。
https://www.instagram.com/fumiyanagimoto

2026年5月30日(土)~6月13日(土) ON READING GALLERY
湯浅景子 個展『365日、マル』
休廊日:6月2日(火)、9日(火)、10日(水)、11日(木)
塗り重ねた色の上に針で引っ掻くようにして絵を描き、独特のマチエールを持った作品をつくり出す画家、湯浅景子の個展を開催します。
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手をかけないように、
感情を落とし込まないように、
作品とならないように、
そんなことを心がけた日日のまる。
まるにならない1日も丸くおさめる為にと、
1年365日、自分に宛てて綴った手紙のようなものです。
_湯浅景子
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〈関連イベント〉
◉ 6月14日 (日)
同会場にて、組立式茶室「光凪」のお披露目茶会を開催します《要予約》。
詳細・ご予約受付は 、準備出来次第、当WEBSITEとSNSにて告知予定です。
湯浅景子 keiko yuasa
1973年名古屋市生まれ。色を塗り、線を掻き、また色を重ねて塗りつぶす。それを繰り返しながら、ひとつの景色が立ち現れるのを待ちます。
https://www.instagram.com/keikoyuasa_official/

2026年6月18日(木)~6月29日(月) ON READING GALLERY
JURI KATO exhibition “between color and color”
単色では決して現れない色が、「隣」を見つけたときに見せる表情が好きです。
境界線は分けるためのものではなく、お互いを引き立てるためのもの。
私の目に見えている、色たちが対峙する瞬間を並べました。
加藤樹里 カトウジュリ
絵描き|1979年生まれ。名古屋在住。
とにかく色が好きで色を描くために絵を描いています。
https://www.instagram.com/juriri_katoo/
♪ Now Listening
Funny How ? / Chassol
クラシック、ジャズ、現代音楽、ヒップホップなど多様な要素を自在に横断する作曲家、ピアニストのChassol による5作目のアルバム。スタンドアップ・コメディに着想を得たという本作も多種多様な音楽性が組み合わさって唯一無二の手触りに。アルバムのとしての完成度が凄すぎる。。。
今週はこのあたりで。
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