NEWSLETTER FROM ON READING 2024.12.27
こんにちは。ON READINGの黒田義隆(義)と黒田杏子(杏)です。結局目まぐるしいまま年末を迎えようとしております。これが師走ってやつですよね。今年もなんだかいろんなことがありました。思い返してみても、なんだかずっと昔のことのよう。年末年始くらいはちょっとゆっくりしたいですね。インフルエンザが猛威をふるっているようです。みなさま、どうぞお気をつけて。罹ってしまったかたは、どうぞお大事に。営業は12月30日まで。今年はお休みが長いようですので、ゆっくり読書できそうですね。ご来店お待ちしております。(義)
【年末年始休のご案内】
12月30日(月) 12 : 00 ~ 18 : 00
12月31日(火) 休業
1月1日(水) 休業
1月2日(木) 休業
1月3日(金) ~ 通常営業
よろしくお願いいたします。
入荷情報 PICK UP
・ダイブ・イン・シアター / 柴田聡子
シンガーソングライターとしても類稀なる才能を発揮する、詩人・柴田聡子による、初の全篇書き下ろし詩集。〈わたし〉の深層に潜り込んでいく、声から遠く離れて綴られた言葉たち。
・マユミスグリ / 狩野岳朗、くどうれいん
本の装画やアパレルブランドとのコラボ、ワークショップ、ライブ、個展での作品発表など、多方面で活躍中の画家、狩野岳朗と、 俳句、短歌、エッセイなど幅広く活躍中の注目の作家、くどうれいんによるコラボレーション作品。
・白夜紀行 / 図Yカニナ
漫画家、映画監督などを経て現在は二児の母として子育てをしながら文筆家として活動中の図Yカニナによる旅日記。白夜の季節を迎えたフィンランドからエストニア、ラトビアへ。家族4人+友人夫妻の6人旅を、まるまる追体験する13万字の日記。
・校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる / 牟田都子
様々なメディアが発信する情報の「正確性」を担保する『校正・校閲』の仕事。本書は、校正者の牟田都子さんが11箇所の校正・校閲の現場で働く方々に取材をした対談集。
・Science of the Secondary : Book
シンガポールのAtelier HOKOが発行する、ちょっと可笑しくて真面目な探求が続く雑誌、「Science of the Secondary (取るに足らない科学)」。今号の特集は、「本」。遠い昔から知識の源として、あるいは息抜きの手段として人々の暮らしのそばにあり続けてきた本。その存在を、改めて多角的に分析する。
・手の応答−生活工芸の作家たち / 三谷龍二
「生活工芸」の代表作家であり、「生活工芸とは?」という問いにむきあいつづけた木工家・三谷龍二氏監修の展観(「手の応答:生活工芸の作家たち」展/2024年11-12月於青花室)の図録として刊行された1冊。
・不在 / ソフィ・カル
フランスの現代アーティスト、ソフィ・カルの名作と代表作を収録した日本初の作品集。作品の一部ともいえるフランス語テキストを日本語に翻訳し、巻末に収録。作家の世界観を美しい装丁でも表現した、世界的現代アーティスト、ソフィ・カルへの理解が深まる一冊。
・【サイン本】巨象 / 横山裕一 YUICHI YOKOYAMA
漫画、グラフィック界のみならず、現代美術の世界でも注目度が高まるネオ漫画家、横山裕一による作品集。本書は、2000年〜2023年の間に、あらゆる媒体、美術館プロジェクトで発表された作品をまとめた短編集。
・【サイン本】Lost Words, Found Tales / 前田ひさえ
雑誌・書籍や、プロダクトなどのクライアントワークも多数手がけるイラストレーター、前田ひさえによる小作品集。本書は、近年、彼女が繰り返し描いてきた象徴的なモチーフの絵を厳選し、蛇腹折りの本にまとめたアートブック。 1月5日まで原画展を開催中です!
・Hilaturas VINAS / Philippe Weisbecker
パリ、ニューヨーク、バルセロナを拠点に活動するアーティスト、イラストレーターのフィリップ・ワイズベッカーの作品集。かつてバルセロナの旧市街にあったガラクタ屋で見つけた一冊の古いアルバム。中に貼ってあった紡績工場を写したつたない写真をヒントに、フィリップ・ワイズベッカーが想像力を駆使して描いたある工場の物語。
・GREENNESS / 秋山花
国内外で活躍中のイラストレーター、秋山花による作品集。動物や植物のいる風景を繊細で柔らかな色彩、筆致で描き出した作品は、心穏やかな気持ちにさせてくれます。ものがたりのはじまりを感じさせる素敵な一冊です。
・【サイン本ご予約受付中!(1月中旬入荷予定)】M/E / 川内倫子
欧米でも高い評価を受け、国内外に存在感を示す写真家、川内倫子の写真集。自然と人間のつながりという原点に立ち返り、激動の時代の中でも世界を見つめ直した川内による最新作。
・CUPHOLDER / ジョンのサン
ひねくれているのにどこまでもピュア。いじわるなインテリジェンスと人懐っこいメロディーが同居するフリーキーなポップバンド、ジョンのサンによるニューアルバム。
RECOMMEND BOOK !
だからこそ願ってしまう。無条件ですべてを肯定してくれたならと。それはどういう風に与えられたらいいのかは分からない。でも、これは本当に甘えだけれど、心の一番奥のほうで思っているみたいだ。
年の瀬の忙しいながらもどこかほっこりとしたムードは、「実家」という言葉に複雑な思いを持つひとにとっては、なかなかしんどい季節かもしれません。
前作のエッセイ『サッド・バケーション』が当店でも好評だった、東京在住のデザイナーによる「実家」をめぐる実践の記録。
不仲の両親の元で育ち、両親の離婚~父の再婚を経て「実家」を失った著者は、「家族」というものや、人と親密な関係性を築くこと自体を前向きにとらえることができずにいる。自身のそうした心の在り様と向き合うために、著者は10年以上まともに話していなかった父と母、妹にインタビューを決行した。
「私の「実家」とは一体なんだったのか。あの場所や時間は、失敗だったのだろうか。」
(「まえがき」より)
ある種の緊張感をもって読み始めたけれど、その会話は拍子抜けするほど「普通」で、ああ当たり前だけど親にも人生があるんだなあ、なんて思う。
そのことが余計に、心の通わなさを感じさせる。家族は、あまりにも他人だ。けれど、それでいいのかもしれない。千差万別な家族のかたち、家族というくくりの中にいるバラバラの人間たち。だから解きほぐすのは難しい。
「実家」や「家族」について考えたいひと、思うところがあるひと、傷を抱えているひと。
ひとりの個人的な試みが、遠いどこかにいる誰かの助けになる。そういう一冊になり得ると思います。読ませてくれて、ありがとう。そう思いました。
枝葉末節な日々
今週の担当:(杏子)
12/20(金) 朝、SUNの食パン、コーンスープ、マンゴーヨーグルト。最近は食後に、おとりよせした富山のお菓子「とこなつ」を毎日1つずつ食べている。ギャラリーは、明日からスタートの菅祐子さんの搬入。圧倒的物量!!!地元開催のアドバンテージを活かして140体以上の作品を持ってきてくださった。このところ仕事が終わらない。秋の多忙シーズンの遅れを取り戻しきらないうちに、師走が追い越してくる感じ。今週、京都で製菓の学校に行っているスタッフのゆいちゃんが、今日の実習で作ったミルフィーユを持ってきてくれたので、菅さんからもらったケーキと一緒に食べて、これを夕飯ということにする。25時まで残業をするが終わらない。続きは明日。
12/21(土) 朝、昨日菅さんにもらったケーキの残り。菅さんの展示初日。今回の展示は「Une Petite Pause」(ちょっとひと息)というタイトルで、頬杖をついたりぼんやりしたりした表情を浮かべている人物や動物がたくさんいる。椅子や壺のような大きな作品から、手のひらサイズの小さな作品までが、ずらりと並ぶ圧巻の展覧会。菅さんの作品は人類の素朴で根源的な好奇心やナラティブと結びついていて、シュールでユーモラスでクールで、つまり最高! ご来場の皆さんも、悩みに悩んでじっくり作品を選んでくれる。菅さんが初期の初期に作った木彫作品を持ってきてくださったお客さんがいて、素敵な経年変化をしていた。夜、近所の洋食屋マ・メゾンで菅さん、ゆいちゃんとごはん。名古屋近辺に何店舗も展開しているマ・メゾンだが、ここが本店。ツタが絡まる洋館といった風情で、いつ行っても家族連れで賑わっている。年中あたたかな、クリスマスみたいな雰囲気のあるお店だが、今日はクリスマス度が200%だった。いたるところにサンタクロースやプレゼントがある。そうか、世間的にはクリスマスなのか。
12/22(日) 朝、トーストといつぞやの残りパン、目玉焼き、ウィンナー。菅さん展示2日目。接客の合間に経理仕事を片付けようと思ったけど、まったく手がつかず。展示をにやにやしながら見ている皆さんの顔を見ているとこちらもにやにやしてしまう。ご夫婦でお越しの方は、妻が悩みに悩んでいる隙に夫が「僕はこれ、お願いします」とさらっと決めていた。「え!相談もなしに!え~私どうしよう」と妻はさらに悩む。部屋のどこに置くか(掛けるか)、他のコレクションとの相性はどうか、などなど、考えれば考えるほどドツボにはまって決められなくなる。私も一緒になって「そうですねえ、こっちは仲いい友達って感じで、こっちは憧れの存在って感じですかね」などと楽しく悩む。けれど不思議と、ファーストインプレッションに戻っていかれる方が多いんだよな。暮らしの中で朝も夜も観るものだから、あれこれ理由を優先させるより、”いい!”と思った作品が一番いいと思う。閉店後、歌人のNさんからのご相談を受ける。こちらもいい形に落とし込めるとよいのだけれど。その後、年内最後の「子どもの文化普及協会」の発注をしたりクリックポストの荷物を作ったりとなんだかんだで今日も残業。深夜になってしまったので、コンビニでおでん。
12/23(月) 朝、トースト、コーンスープ。経理をもりもり片付ける。果たして、今週中に終わるのか…。先週の金曜を〆切に設定していたことがことごとく終わらなかったので、今日やりきる予定。そのうちのひとつ、3月に岐阜で開催する「岐阜駅 本の市2025」の、『Independent Publishing Market(IPM)』の募集を開始する。「岐阜駅 本の市」は2024年から始まった本のイベントで、岐阜の徒然舎さんとチームを組んで運営している。2フロアある会場の下の階は古書市で、我々は上の階を担当し、個人や小規模で出版活動をしている作り手たちがブースを並べるIndependent Publishing Market(IPM)を開催する。本の世界の多様さに触れられるイベントになっていると思う。2024年はありがたいことに大盛況だったので、次も盛り上がりますように!今日こそ早く帰ろうと話していたのに、結局23時。この時間ではスーパーも閉まってしまっている。コンビニでサムゲタンごはん。またコンビニか…と、テンションがだだ下がり。家に帰ってからごはんを作ると遅くなってしまうけど、さすがに毎日こんな食事では辛すぎる。せめてなにかと、冷蔵庫にあったレンコンで、レンコンステーキを作る。これはいつだかよっさんがインスタかなんかで見つけてきたレシピでめっちゃくちゃ美味しい。一品でも家で作ったものが食べられると安心する。録画してあったM-1をバッテリィズまで見て、就寝。
12/24(火) 朝から掃除、洗濯にせいを出す。昼、ツナの白だしパスタ。せっかくのクリスマス・イブで定休日というまたとない日だけど、クリスマス・ディナーを予約することもなく、どこにも行かずに家にいる。猫をなでて、M-1の敗者復活選と、決勝の後半(真空ジェシカ、笑いすぎて涙でた)を見て、猫をじゃらして、掃除したりして、皮膚科にいったら一日終わり。しかし、この時間がほしかった…。夜、近所の回転ずし、魚錠へ。知多の魚や、長崎のちびきなど、聞いたことのない魚もあってはしゃいで頼んで、食べすぎた。
12/25(水) 朝、トースト、ベビーチーズ、shunshunさんからもらったあんざい果樹園のりんご!ふるさかさんにいただいた青森りんごもそうだったけど、美味しいりんごは歯ざわりが違う。今日のりんごはなんかこう、凛としている。「おー、なんか尊いね」「ぴしっと背筋がのびるね」とありがたがって食べる。朝食にりんごを食べると、腹もちがよい。トーストだけの日はおやつを食べないともたないが、今日はあまりお腹が減らなかった。今日も菅さんの展示を観に来てくれた方々で賑わい、気づいたら18時を過ぎている。プロローグでクリスマスケーキを予約していたのに取りにいけていない!と、あせって階下に行くと、薄暗い中でさとしくんがぼんやりと光っていた。案の定、私たちが最後だった。謝り、労いながらケーキを受け取る。我々のクリスマスはこれから。スーパーによって、それらしいメインディッシュを物色するも、ローストチキンはもういなかったので、代わりに骨付き豚ロース肉のソテー、お総菜コーナーで買ったサラダ三種もり、先日の蓮根ステーキの残り、ノンアルビールとノンアルスパークリングワインで乾杯する。食後にプロローグのクリスマスケーキ。さっぱりしたクリームとすっとしたスポンジが苺をひきたてる、シンプルで美味しいショートケーキ。折坂悠太のインスタライブを聞きながら、いいクリスマスディナーになった。
12/26(木) 朝、ケーキの残り。ふたりで3~4人用のホールケーキは、もう40代にはきついんじゃないだろうか。よっさんは「これぐらいないと食べた気がしない」と大きなフォークでがっつり食べててなんかもったいない。しかし、クリスマスケーキを予約するという行為に、参加できるようになったのは本当にここ数年の話。10年前くらいまでは、値引きになったクリスマスケーキを求めて、スーパーやコンビニをハシゴしてまわった。雪が降る深夜に、丸の内のローソンに行って、半額になっていたケーキを買ったら「もう一個買ってくれない?もうおじさん二個も食べてるんだよ~」と言われた。レジ脇にあった冷蔵庫にはまだまだケーキが山のように残っていた。もうこういう個人経営のノリを前面に出したコンビニも少なくなったな。
クリスマスが終わると一気に年の瀬の雰囲気。お客さんもどこか冬休みっぽい雰囲気になってきた。昨日、コアラドのYくんが来て「年始より年末が好き」という話をしていた。年末特有のこの雰囲気、わからないでもないが不思議だと毎年思う。いつもの通り明日がやってくるだけなのに、一旦白紙から始められるような。せわしなく追われるように毎日を送っていたり、いつ終わるとも知れない辛い日々の渦中にいると、「区切り」があるということ自体に救われることもあるのだろう。数年前に名古屋芸術大学で私たちの講義を受けたという方がご来店。「一番前の席で聞いてました。すごく印象に残っていて、ようやくお店に来られました」とのこと。あの時、学生さんから本にまつわるエピソードをあつめたのが面白かった。読んでないけど本棚にある本のこと、Wi-Fiが切れてしまった夜に読んだ本、タイトルだけで本を買ってみるという遊び、小さな頃に絵本を読み聞かせてもらった時間、断捨離のあとの本棚、苦痛だった読書感想文、読んだ後に友達と感想を話すこと、本と病院の記憶…などなど。夜、よっさん作の塩ちゃんこ鍋。にんにくがごろりと入っていてびっくりしたけど、不思議ともつ鍋みたいな味になって美味しい。なるべく胃腸に負担をかけたくないのだけど。
EXHIBITION INFORMATION
~~~~~ 開催中! ~~~~~
【EXHIBITION】2024年12月14日(土)~ 2025年1月5日(日) at ON READING店内
Hisae Maeda Pop-up Exhibition『Lost Words, Found Tales』
前田ひさえ小作品集『Lost Words, Found Tales』(nidi gallery刊)の刊行を記念してPop-up Exhibitionを開催します。展示作品も販売しております。貴重な機会。ぜひご来店ください。
~~~~~
【EXHIBITION】2024年12月21日(土)~2025年1月6日(月) at ON READING GALLERY
Yuko Kan Solo exhibition 『Une Petite Pause』
麻布台、六本木、虎ノ門、表参道、アークの5つのヒルズが連動するクリスマスプロモーション「CHRISTMAS HILLS 2024」にその作品が起用されるなど、ますます注目が集まる菅祐子さん。菅さんは、木版画から木彫、陶へと、表現の幅を広げながら作品を制作されていますが、核となる魅力は変わることはありません。世の中、いいことばかりではありませんが、菅さんの生み出すユーモラスでミスティックなオブジェたちを見ていると、心がほぐれていくのを感じます。一年の終わりに、そして始まりに、ちょっとひと息(Une Petite Pause)ついていきませんか?
年明けくらいにオンラインでも展示作品の一部を販売予定です。決定次第SNS等で告知します。
~~~~~ COMING SOON! ~~~~~
【EXHIBITION】2025年1月10日(金)~ 1月19日(日)at ON READING GALLERY
『Knitting ’n Stitching Archives. 』Asuka Miyata Book Launch Exhibition
『Knitting ’n Stitching Archives.』(ELVIS PRESS刊)の出版を記念して、展覧会を開催します。本展では、7名の作り手がこれまでに作ってきた品々を展示するほか、「港まち手芸部」のメンバーがつくったものなども販売します。ぜひご来場ください。
1月11日(土)には、今冬、『編むことは力』ロレッタ・ナポリオーニ著(岩波書店)を翻訳されたライター、アクティビストの佐久間裕美子さんと、本書にご寄稿をいただいた研究者の山崎明子さんをお招きし、トークイベントも開催します。
ご予約:https://onreading.jp/exhibition/ksa/ (残席わずか!)
~~~~~
【EXHIBITION】2025年1月18日(土)~2月9日(日) at ON READING店内
qp『喫茶店の水』刊行記念写真展
「⽔」から⾒える、喫茶店の世界――画家として活動するかたわら、これまで400店以上の“喫茶店の水”を撮影してきたqpさん。そのなかから85枚の写真を厳選した、類のないフォトエッセイ『喫茶店の水』が誕生しました。透明感あふれるコップに入った水と、水を通して見るどこか懐かしい喫茶店の光景。誰もが知る有名な純喫茶や、新世代の喫茶店、ふらりと立ち寄った旅先の喫茶店まで、さまざまな喫茶店の水の写真を掲載。すでに閉店している喫茶店もあり、撮影当時の時間に引き込まれることでしょう。
本書の刊行を記念した写真展を開催いたします。ぜひご来場ください。
~~~~~
【EXHIBITION】2025年1月16日(木)~2月9日(日) at ON READING店内フェアスペース
『中国手仕事紀行 増補版』刊行記念フェア
日本や世界の各地から集めた手しごとを中心とした生活雑貨のお店「みんげい おくむら」店主・奥村忍さんが、少数民族たちの“生きた”民具を求めて、中国の奥地を彷徨い歩いた10年間の記録『中国手仕事紀行』(青幻舎・2020年刊)。この度、新型コロナパンデミック後の雲南・貴州の旅を新たな章として加筆した増補版の刊行を記念してフェアを開催します。本書はもちろん、中国で買い付けられてきた、布ものを中心とした手仕事による品々を展示販売いたします。
EVENT INFORMATION
『KISSA BY KISSA 路上と喫茶ー僕が日本を歩いて旅する理由』刊行記念
クレイグ・モド(作家・写真家) ×今井栄一(翻訳者・エディター)トークイベント
『日本の街道を、喫茶店を旅すること』
日程:2025年1月22日(水)
開場 18:30 開演 19:00~
参加費:2,500円(500円分お買い物券付)
定員:30名(要予約)
予約:https://onreading.jp/event/kissa/
『KISSA BY KISSA 路上と喫茶ー僕が日本を歩いて旅する理由』(BOOKNERD)の刊行を記念して、著者のクレイグ・モドさんと翻訳者の今井栄一さんを迎えてトークイベントを開催します。アメリカ人の彼が見た日本、喫茶店文化とは。そして徒歩で歩くことの意味とは。
喫茶店好き、旅好きの方、ぜひご参加ください~~!
♪ Now Listening
CUPHOLDER / ジョンのサン
出ました。名古屋から突然変異として生まれた唯一無二のフリーキー・ポップ・バンド、ジョンのサンによるニューアルバム。突然におそってくるセンチメンタル。こういうバンドがいてくれて嬉しい。(義)
今日のところはこのあたりで。また来週!
すでに登録済みの方は こちら